愛人生活、最愛の人との死別。ミチコのすべてを受け入れた男
「今、オトナ独女に追い風が吹いている」
そんな明るいメッセージを掲げ、オトナ婚成功者の実体験を丁寧に記事化。人気を博したミナト薫さんの【40代からのオトナ婚 】をリバイバル配信。
シリーズ6回目は、47歳で結婚したミチコさんのエピソードです。
ミチコの場合全4話の4話目になります。
>>最初から読むラブストーリーは突然に。ミチコの愛人生活はドラマチックに幕を開けた
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どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ミナト薫(47歳)が迫ります。
*連載一覧
前回までのあらすじ
43歳で最愛の人を失い、茫然自失とするミチコを支えたのは、10年の愛人生活を間近で見守った以外な人物だった…。
すべてを受け入れてくれた彼の元へ
落ち込んでいたミチコさんを支えてくれたのは死別した彼のマネージャー。10年の愛人生活を知る男性だったのですね。
「はい。パートナーは、私が愛人だったという過去もすべて知っているし、それを承知の上で私に好意を持ってくれていた人。だから私もパートナーの前では、自分をさらけ出すことができました」
そこからお付き合いが始まったものの、お互い結婚するつもりはなかったのだそう。
「私からすれば、結婚するメリットが特に感じられませんでした。今さら苗字が変わるのも煩わしいし、結婚したからって何かが変わるとも思えなかったので。彼も同じ考えでした。『二人で楽しく過ごせていればいいよね』という感じで、3〜4年お付き合いを続けていましたね」
両親がパートナーのことを気に入って結婚へ
そんな二人の背中を結婚へと押してくれたのは、彼の息子さんだったんですよね。
「はい。彼は当時高校生になる息子と二人暮らしでした。あ、私が結婚に踏み切れなかった理由として、息子くんの存在もありましたね。息子くんも急に『ほら、新しいお母さんだよ』って言われてもイヤだろうし、私だって突然高校生のお母さんになんてなれるわけないし(笑)。そんな感じでお付き合いを続けていたところ、息子くんが大学進学で海外に行くことになったんです。それで、父親が一人になるのを心配して『お父さん彼女と一緒に住めば? 何なら結婚すれば?』と言ってくれたみたいで」
気の利く息子さんですねー! 確かに大学生にもなると、お父さんが一人暮らしでいるよりは、誰かと一緒に暮らしてくれた方が安心だな、って思うのもわかる気がします。
「さらに今度は私の両親が東京に遊びに来る機会があって。その時にパートナーを紹介したんです。私のパートナー、人の気持ちを読んでサポートするのが仕事なので、本当に気がきくんです。さらに物腰も柔らかくて、聞き上手。特に目上の人から好かれるんですよね。私の両親に会う時も、銀座の有名な和菓子をわざわざ朝から並んで買ってきて。もちろん、両親は大感激!(笑) 『君みたいな人にうちの娘がもらってもらえるなんて』と大賛成してくれましたね。今も私が実家に帰るというと、『〇〇くんもこれそう?』と私よりパートナーに会うのを楽しみにしているくらいなんです(笑)」
そうして外堀から埋められて行ったこともあり、ミチコさん47歳、パートナーさん50歳の時にめでたく結婚。おめでとうございます!
「ありがとうございます。何となく決めてしまった結婚でしたが、今はこれでよかったな、と思っています」
最後に下世話な話、パートナーさんが東京のど真ん中にマンションを持っていたことも、ミチコさんにとっては同居・結婚の決め手になったんですよね?(笑)
「はいはい、そうです。彼は文京区にマンションを持っていて。資産価値が高いのはもちろん、どこに行くにもするにも交通の便がいいじゃないですか。私は今再就職して都内で働いているんですが、彼のマンションが文京区じゃなかったら一緒に住むことに同意しなかったかもしれません(笑)」
「長い愛人生活だったけど、幸せな日々だった」と回想するミチコさん。今は結婚してパートナーと穏やかな日々を送っているそう。
私ミナト(47歳)は年齢を言い訳に、ピュアな恋愛を夢見ることを諦めていました。でもミチコさんを見ていて、年齢を重ねても自分の気持ちに正直にいることの大切さをあらためて考えさせられました。
ミチコさんからのメッセージ
①周囲の価値観は気にせず本音で生きる。
②よーく見て!近すぎて気付いていない男性がいるかも!
③一生懸命な女性に男性は魅力を感じる
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