「たんきょう」とも読めそうですが……「端境」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「端境」です。
「端境」の読み方は?
「端」と「境」の音読みを組み合わせて「たんきょう」と読みたくなりますが、残念ながらそれは不正解。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「はざかい」です。
「端境期」と表されることが多いのですが、「端境」の意味は
新穀収穫の頃、すなわち、新米が古米に代わって市場に出まわり始める九月、一〇月の頃。また、生糸では春挽(はるびき)糸の出まわり季節と新糸の出まわり季節との境、すなわち、五月、六月の頃。転じて一般に、農産物、生鮮食料品などの新旧収穫物の交代期の意にも用いる。端境期。
出典元:精選版 日本国語大辞典
米が主食で、季節との境を感じやすい日本ならではの言葉ですね。
「境」がつく言葉からもう一問
では「境内」はなんと読むでしょうか。
知っている人には簡単かもしれませんが、馴染みがないと難しく感じられるのでは、と思い出題しました。一度は耳にしたことがある言葉のはずですが、漢字で表されると「あれ?これ、なんて読むの?」と戸惑う人も少なくないのでは?もちろん「きょうない」でも「さかいうち」でもありません。
確かに「きょう」も「さかい」も「境」の読みにあります。
「境」の読みは
- 音読み キョウ・ケイ
- 訓読み さかい
です。
となると、「境内」の「境」は「けい」です。次に「内」の読みですが、「境内」の意味が分かれば、「内」の複数ある読みを全て把握していなくとも、「境内」が読めてしまうはずです。
「境内」は
1 境界の内側。区域内。
2 特に、神社・寺院の敷地内。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
“神社・寺院の敷地内”で分かった人もいるのではないでしょうか。
正解は……
「けいだい」です。
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