日焼け止めの使い始め、使い終わりは何月?

アラフォーになってくると、真剣に考え始めていくのは「肌の若さの貯金は可能になのかどうか」ということではないでしょうか。現実としてこの「肌の若さ」貯金は難しいといえますが、ある程度は可能でもあります。そのキモになるのはUV対策!

紫外線と肌の老化の関係をお話するとともに、肝心な対策はいつからすべきなのかもお教えします。ほんの少しの対策で「肌の若さ貯金」は可能です。

肌の若さを貯金したい!じゃあ紫外線対策はいつからする?

オバ肌へのスピードを加速させるのは紫外線

つややかなブロンズ肌は本人の個性にハマっていればゴージャスでセクシー。美白文化が強力ともいえる日本であっても、この真実は変わりません。しかしブロンズ肌をナチュラルに実現する紫外線は肌の老化を加速させる大きな要因でもあります。

 

紫外線の95%を占めるUV-Aは肌内部のコラーゲン組織をズタズタにし、シワやたるみの原因。またシミを目立たせるという厄介なものでもあります。5%を占めるUV-Bは肌表面を脅かし、日焼けを起こし、シミやそばかすを作る原因です。

 

無造作に紫外線を浴び続ければ、肌は内部からも表面も同時に大きなダメージを蓄積し続け、老化は加速します。いわゆる「光老化」が起こって、じわじわと肌の若さを奪っていくというわけです。最悪の場合は皮膚ガンを起こすリスクも抱えています。

 

もしもアラフォーから「肌の若さ貯金」を実行するとすれば、現実的なのが紫外線対策です。緩やかに肌の若さを奪っていくということを踏まえて、うまく避けていけばかなり若さを貯金させることができます。そのためにUVカット剤は必需品です。

 

春はすでに紫外線の威力は増している

重く寒い冬が去っていくと、心地いい暖かさと柔らかな日差しにあふれた春がきます。しかし春がやってくるということは紫外線が強くなってきたということでもあるのです。まだ大丈夫、という油断は紫外線を無造作に肌に直射させてしまいます。

 

まだSPFやPAの数値が高いものを使う必要はありませんし、ファッションのコーディネイトのためという意味でなければ日傘も不要ですが、UVカット剤は使うタイミングを迎えていると心得ましょう。すでに肌の若さを奪っていく紫外線は強くなっているのです。

 

オバ肌になるスピードを緩めるためにUVカット剤をこのシーズンから使い始めることが、先々の肌の若々しさを守りつつ、「光老化」の脅威からも遠ざけてくれます。また皮膚がんのリスクもぐっと下げてくれるというメリットもあるのです。

 

なお元祖スーパーモデルともいえるリンダ・エヴァンジェリスタは自らの美の秘訣について

 

「自分でも驚くほどUVカット剤を使う。UVカット剤は本当に惜しみなく使っている。でも太陽はケチケチ浴びること。これが秘訣」

 

と語っています。確かに美しくあることが仕事でもある彼女はこっそり美容医療に頼っているかもしれませんが、50代でも若々しい肌をキープしているという事実からも、説得力があるのではないではないでしょうか。

 

4月半ばからUVカット剤を使っても早すぎない

肝心なUVカット剤を使い始める時期ですが、4月半ばからでも早くはありません。むしろまだ気候が安定していなくても、紫外線が強くなっていることは事実です。むしろ油断しやすいこの時期で「肌の若さ貯金」が減っていくリスクを抱えています。

 

基本的に美容は毎日の習慣で結果を出していくもの。春先ともいえる4月半ばから紫外線対策の一環として、UVカット剤を使う習慣を自分にプラスしていくほうが、紫外線の強さが本格化する前にスキンケアの中に組み込めるのでおすすめです。

 

習慣化しているスキンケアはなんとなく行うことができます。意外と紫外線のオフシーズンだと思いやすい4月半ばであっても、自分にはオフシーズンではないと思うくらいのほうが「肌の若さ貯金」のためには効果的です。

 

すっぴんで過ごすという日であっても、顔だけにはUVカット剤を使う習慣をつけておきましょう。肌に紫外線のダメージを蓄積させないことは、オバ肌を避けるために欠かすことはできません。美白目的より肌の若さキープを念頭に置きましょう。

 

神経質になりすぎず、うまく紫外線を防ぐ

紫外線は確かに肌の老化を加速させる原因です。しかしながらあまりにも神経質になるのは、ストレスになってしまいますよね。また「食事で充分に日光を浴びることで生成されるビタミンDは摂取できる」とはいえ紫外線(UV-B)を10分浴びたときには敵いません。

 

あまりにも必死になりすぎて紫外線対策をストレスに感じていれば、だんだん面倒になってやる気そのものをなくしてしまいます。すると紫外線対策を放棄し、美白ケアとエイジングケアで充分、となりかねません。しかし紫外線対策で守るほうが効果的なのです。

 

4月の段階ではUVカット効果を備えているファンデーションだけ、という形でも充分に紫外線対策はできています。まず紫外線対策を簡単にするという習慣を組み込んでいくことを「肌の若さ貯金」として行っていきましょう。

 

すでにゴールデンウイークも始まりつつあります。この時期はまさしく紫外線対策の開幕です。またアラフォーなら「肌の若さ貯金」を開始しはじめる時期としても最適。今日からでも紫外線対策をストレスにしないように始めていきましょう。

 

紫外線対策で肌の若さを貯金するための3つの鉄則

 

1.紫外線は肌の表面も内部もダメージを蓄積させると心得る。

2.4月半ばでもUVカット剤導入は早くない。

3.美白ケアより、エイジングケアより、紫外線からのガードでオバ肌化を防げる。

 

緩くてもいいですから、紫外線対策をこの時期からプラスしていきましょう。

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