婚活アプリVS結婚相談所。40代50代の結婚成就につながった「出会い」のリアル

オトナサローネでは40代・50代でオトナ婚をした人にアンケート調査を実施。お相手との出会いを聞いたところ、今回の調査ではオトナ婚をした人の77％が、婚活アプリ、婚活サイト、結婚相談所、婚活パーティといった婚活サービスを利用していたことが判明しました。

アプリでスピード婚

「怪しい」と感じたこともあるけれど

シングルマザーだったていらさん（結婚時52歳）が、お相手のとうまさん（結婚時52歳）と出会ったきっかけは、マッチングアプリだったそう。

そんなお二人がお付き合いをはじめ、オトナ婚へ至るまでの期間は、半年。「付き合って約１カ月で、（とうまさんから）将来のことを切り出されたので、真剣に考えてくれているとわかり、嬉しかった」そうです。

「マッチングアプリは怪しいと感じる人もたくさんいますが、中にはきちんと向き合う人がいます。シングルマザーで障壁の多い私でも再婚できました。私は50歳を過ぎてからマッチングアプリに登録して、いい出会いがありました。40代ならもっと可能性があると思います」（ていらさん・結婚時52歳）

デジタルツールを介して恋愛相手を探した経験の乏しい世代にとっては、婚活アプリに踏み出すことに、とまどいを感じる人もいるでしょう。

マッチングや婚活アプリは、登録無料や格安料金で気軽に婚活への一歩を踏み出せる利点があります。どんなお相手なのか見極める感覚は研ぎ澄ます必要がありますが、オトナ婚のパートナー探しの手段のひとつとなっているようです。

結婚相談所へ入会して正解

納得の理由とは？

一方、結婚相談所での出会いがオトナ婚のきっかけとなったのは、ユリさん（結婚時46歳）。お相手は６歳年上のユキさん（結婚時52歳）。もともと同世代のパートナーを探していたようですが、「旅行やグルメなど趣味が同じなので、一緒にいてただただ楽しい。いつも冗談を言ったりして笑わせてくれる。穏やかで感情的になる事がない。私の意見を尊重してくれる」という理由から結婚を決めたそうです。

「結婚と言うよりはパートナーが欲しいと思っていたので、実は結婚相談所には抵抗がありました。けれど、やはりアプリよりは信頼できることから結婚相談所に入会。結果的に、早い段階で理想の将来像の話ができたりしたので、入会してよかったと思います。

当初は同年代（40代）のパートナーを探していましたが、彼は50代。でも見た目も考え方もそんなに同年代と変わらないので、あまり条件に縛られないで探した方が出会いも広がるのではと思います」（ユリさん・結婚時46歳）

結婚相談所は、入会料金や月会費といった料金が発生する場合が多いですが、その分、サポート体制が充実している場合が多いもの。

さまざまな面で信頼できること、また、お相手も真剣に結婚を考えているので、スムーズに話が進むことが多いようです。

婚活サイトが導いた出会いで結婚

第一印象はイマイチだったのに……

一般的に、アプリより一歩踏み込み、結婚相談所よりリーズナブルな場合が多いのが、婚活サイトと言われています。

そんな婚活サイトへ登録したみのりさん（結婚時42歳）は、よしはるさん（結婚時47歳）と出会い、お付き合いを始めてわずか半年でオトナ婚をしたそう。

「（よしはるさんと出会う前は）、12年の恋愛ブランクがありました。その間、特に何もしていなかったのですが、40歳を機に婚活サイトに登録しました」。

そんなみのりさんは婚活サイトを介して、よしはるさんと出会うことに。

「第一印象は、生真面目そうで、結婚は考えていませんでした。けれど、会って話をしていると気が合って、楽しくて、会うといつも笑っていました。まずは先入観なく相手に会ってみたのが良かったのだと思います」。

婚活サイトは、有料の場合が多かったり、プロフィール登録時に本人確認があったりするため、アプリに比べると結婚に真剣な人が集まる傾向があります。また、本人確認などで安心できれば、「まず会ってみる」というステップへ進みやすいという利点もあるようです。

オトナ婚をされた方への今回の調査では、なんらかの婚活サービスを利用していた人が77％。ある程度の条件がふるいにかけられて出会うことができるので、と短いスパンでオトナ婚へと至るケースも多いようです。

それぞれの持つサービスの特性を考え、上手く利用できるといいですね。

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