意外なこの場所なら飛ぶように売れる~月3万円副業ハンドメイドで売れるルールvol.3
みなさんは自分の作った作品をどうやって販売しますか? 今はネット市場がメインでしょうか。minne、tetote、creema、iichiなど、ネット上のハンドメードマーケットの便利さ、大きさといったらすごいですよね。ネット上で販売することに関しては、ネット上にも書籍にもコツが書いてあるので、それをもとに始める人も多いと思います。
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ネット販売はちょこちょこした手間がかかりすぎる
ですが私はネット販売はしません。理由はいたって簡単です、面倒だから。今やハンドメイドサイトは作家さんで溢れていて、それ以上に同じような作品が溢れています。その中で頭一つでようと思ったら並み大抵の努力ではできません。
それこそ、自分のネットショップを作って、ブログで紹介して、インスタにUPしてツイッターで告知して、ハンドメイド販売サイトに登録して……。売れるコツを調べて実践して、売れる作品の写真の撮り方も工夫して……。時間がいくらあってもたりません。
そのうえお客様からの質問に返信したり、振り込みの確認、発送の対応、その後のレビューやクレーム対応まで一人でやらなければなりません。ギャラリーのように作品を並べないと見栄えがしないので。作品の説明文を考える時間も必要です。
本気でハンドメイド一本でやっている方ならいくらでもできますが、私のように副業でこなしているハンドメイダーはこんな時間はとれません。そんなことをしていたら肝心の制作時間がとりづらくなりますよね。
実店舗での委託販売はお店を選ぶと正解が見えてきます
そこでオススメなのが実店舗による委託販売です。先日ネット検索をしていたら「委託販売は売れない」とかいてありました。そんなことありません。やり方が間違っているだけだと思います。
みなさん、どちらに委託されていますか? オシャレな雑貨屋? ひしめきあったレンタルスペース? ちなみに、私が委託しているのは、雑貨屋、カフェ、レストラン、道の駅、温泉旅館。ホテル・サロンなどです。
例えばオシャレな雑貨屋に委託するとします。オシャレなので、みんなが置きたい。ハンドメイド作家が集まってきます。そうすると、そのなかでパクた・パクられただの、作品のテイストの取り合い・被りあいになって、結局たいして売れません。そうしているうちに他の作家さんが安くかわいいものを作ってしまってお客さんが流れてしまう、という悪循環が発生します。
「競合のいない場所」を足で開拓する
私の場合、上記の中で売り上げが多いのは道の駅とレストランと美容院などのサロンです。理由はひとつ、競合がいないから。私は競合のいないお店を開拓するのが好きです。どんなものでも、新しくて競合がいなければそこそこ売れますから。
現に、レストランやカフェはついでに委託させてくれているので、量は置けませんが代わりに競合もほぼゼロ。そうなると、お会計のときにちょっと見て、気軽なお値段だったら会計ついでに一緒に買ってくれます。
サロンはネイルサロンでも美容室でもいいのですが、美容に関心の高いお客様を持っているので、美しく見えるようなアクセをレジ近くにおいてもらえたら絶対に目に入るので、買ってくれる確率も高いです。
温泉旅館やホテルは、旅行ついでにきて、お土産値段で買って帰る人が多いので、黙っていても結構売れます。
レンタルスペースは避けて通って
一番よろしくないのはハンドメイド雑貨屋とレンタルスペースですね。この2つのお客さんは、作家自身ということになります。作家さんは手先が器用なので、たいていのものは作れますし、目が肥えているので、ちょとやそっとじゃ買いません。
ハンドメイドに興味を持っている皆さんもそうじゃないですか? ハンドメイドマルシェにいっても、材料以外買うものがない、と思いませんか? しかもアイデアだけ盗めて、自分の作品に生かせることも……。しかもレンタルスペースは売れても売れなくて毎月の使用料・管理料がかかります。売れるかわからない最初のうちはなるべく経費を持ち出さないようにしたいので、避けたほうが無難です。
おすすめは客の目の肥えていない場所。レストラン、道の駅、美容院
そういった意味でも、ジャンル違いのレストランや美容院などに置くと、お客さんの目がハンドメイドに慣れていないので、たいていのものはよく見える、だから売れる、ということにもつながりますね。
みなさんも実店舗に委託するときは、是非競合のいない場所を新規開拓してみてください。自分でも驚くほどポンポン売れていくはずです。
>>次の回へ(11/25 16:30更新)
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