1店3千円でも10店あれば3万円~副業ハンドメイドで月3万円売れるルールvol.9

2021.11.30 WORK

人間は目標を決めると、その通りに逆算して動ける生き物です。よく成功者のインタビューで、「10年後は◯◯億円稼いでリタイヤするって決めていたんです」というIT系ベンチャー企業の社長さんっていらっしゃいますよね、極端にいえばあんな感じです。

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1店舗3,000円でも10店舗あれば30,000円

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例えば1店舗で30,000円売り上げようと思うと、結構大変です。ことハンドメイド商品においては単価が安くないと売れにくいので、万単位で売り上げをあげるのは厳しいのです。しかも、私たちの作品を置いてくれるお店はたいてい個人店なので、一日に来る人数が限られています。その中でハンドメイド商品を買ってくれる人がどれだけいるか。そう考えるよりも、10舗に委託して各3,000円を稼いだ方がよっぽどラクです。

 

営業先は沿線上に

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私は普段、月に1回お店まわりの時間を取り、取引先の半分ずつを回っています。たとえば委託先が10店舗あったとしたら、1月には委託先A・B・C・D・Eを、2月にはF・G・H・I・Jを周り、3月にはまたA・B・C・D・Eに、4月にはF・G・H・I・Jに顔を出すというパターンです。私の商品はアクセサリーなので、正直そこまでバンバン売れるものではありません。ですので、月1で行くと、そんなに数が減っていません。月に1回、半分づつがペースとして最適なのです。

そのためには委託先を車の沿線にまとめておく必要があります。あらかじめ委託先開拓をするときは、通いやすい経路を考えてからにしましょう。1店舗だけ他の土地にあるとなると、自然と足が遠のきます。遠のくと売り上げもあがりませんし、お店の人もいい場所を提供してくれなくなりますので気をつけてください。

たとえば、会社の近くに委託先を難点か、自宅までの電車の沿線に何店舗かキープしておけば、わざわざ休日にまわらなくても、会社帰りによって管理できますよね。そういうついで営業が長く続けるコツになります。

 

キラーワード「お店のイメージに合わせて作りました」

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営業先を開拓するとき、もし余裕があれば、お店のイメージに合わせて作ってみてください。そして商品を見せるときに「お店のイメージに合わせて作りました」とひとこと。これだけでもだいぶ印象がいいです。

私は以前、雑誌の編集部でイラストレーターさんの売り込みを多数受けていたのですが、印象深かったのは、「この雑誌のモデル◎◎ちゃんをイメージして書いてみました」と言われたことです。やはり自分のつくっている雑誌に寄り添ったものを描いてくれた特別感がうれしく、今でも心に残っています。

お店の方も同じです。自分のお店に寄り添った特別なものを作ってきてくれたら、お客様にオススメしたくなる気持ちにもなりますよね。それが売り上げにつながります。ちなみにそのイラストレーターさんは20年間、今でも第一線で活躍されています。入れ替わりの激しいフリーの世界で長く続いている方というのは、実力はもちろん、人間力・営業力をも兼ね備えているということ。

 

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やはり相手に特別感を抱かせることの出来る人は強いです。自分のためというよりも、相手の役に立ちたいという気持ちで営業に臨めば、おのずと答えは見えてくると思います。

 

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