その「シンプルコーデ」オバ見えです!知らずにやりがちなNGポイント

歳を重ねると価値観が少しずつ変化し、服の選び方も自然と変わっていくもの。昔はデザインが可愛いことが一番だった。でも、いまはシンプルで上品なものが良い。そんな風にミニマル志向へシフトしていく方も多いのではないでしょうか。

ですがシンプルコーデの難しいところは、シンプルゆえにオバ見えしてしまうという点。いったい何が原因でオバ見えしてしまうのか、その原因と改善テクニックをご紹介します。

 

その「量産型シンプル」、あまりに普通すぎてオバ見えのもと?

シンプルコーデがオバ見えしてしまう最大の原因は、取り入れている服の全てが「どこかで見たことある」ようなアイテムで構成されてしまっていることにあります。使っているアイテム一つひとつは決して悪くない。かといって特筆する要素もないような普通のシャツやパンツ。そればかりでまとめてしまうと、コーデに新鮮味がなくなり老け感が誘発されやすくなります。

 

加えて、コーデ全体の配色も気をつけたいポイントです。黒とグレーを多く取り入れると「とりあえず失敗のない色同士で合わせました!」といわんばかりの無難コーデに仕上がります。

 

そして、アウターやトップスは丈のバランスに注意しましょう。半端丈のカーディガン、アウター、チュニックトップスは一歩間違えると急にオバ見えするのでシンプルコーデでは避けた方がベターなアイテムです。

 

また服の生地感というのも重要です。服は肉厚でハリがあり、生地をたっぷり使っているほどに高級感が生まれます。その反対に生地が薄く、布面積が小さいほどに服は安っぽく見えてしまうので、薄手素材の服だけで構成してしまわないように気をつけて。

 

リッチな生地感を大切に、メリハリのある配色で洗練シンプルを実現

同じくシンプルな無地アイテムを使ったコーデなのに、他とは違う洗練さをまとう人というのはどういう着こなしをしているのか。それは、コーデに使用している服のボリューム感と配色が大きく起因しています。

 

多くの方はシンプルコーデ=モノトーンでシックに着こなすといったイメージがあるので、あえてブラウンやベージュといった柔らかい色合いでまとめると新鮮味が生まれます。柄を使わない代わりにこのような明るめの配色で華やかさを出すと平凡さが抜けて洗練見えに。

 

そして、アウターはロング丈でボリュームたっぷりなコートを羽織る。さらにその上から上質な大判のカシミヤストールをまとう。それだけでコーデ全体でたっぷりと生地を取り入れているように見えるので、高見え効果も得られます。厚みのある生地を重ねるほどに着こなし全体にも立体感が出るので安っぽさが消え、オバ見え要素も軽減されるのです。

 

異素材を上手に活用して

最後にもうひとつ、おすすめなのがコーデに違った素材を組み合わせる異素材MIXテクニックです。シンプルコーデはデザインがシンプルだからこそ、服の素材やボリューム、色みでおしゃれさを表現することが大事。ツルツルとしたサテン素材、ニットのような肉厚な素材、サラサラとした質感のジョーゼットの服など、まるで表情の違う服同士を2点以上コーデ上手に取り入れると、さらに洗練さがアップするのでぜひ試してみてくださいね!

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