「かんげん」ではありません。「箴言」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「箴言」です。
「箴言」の読み方は?
「箴」は読めそうで読めません。日常生活で見かける機会が少ない「箴」は、日本漢字能力検定1級で出題される漢字です。そんな「箴」は
①はり。裁縫用のはり。また、治療用のいしばり。
②いましめる。いましめ。出典元:箴|漢字一字|漢字ペディア
の意味を持ちます。
そして「箴言」の「箴」は②の意味で用いられており、「箴言」は
いましめの言葉。教訓となる格言。
出典元:※
を意味します。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「しんげん」です。
「箴言」は「格言」「金言」などともいいます。「格言」「金言」には聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
「箴」と「針」と「鍼」
上記で「箴」の意味をご紹介しました。「箴」には“①はり。裁縫用のはり。また、治療用のいしばり。”の意味があり、「箴」の訓読みには「はり」があります。
「箴(はり)」の意味を調べてみると、
①裁縫に用いる竹製のしつけばり。
②漢方で、病気の治療に用いるはり。出典元:はり|言葉|漢字ペディア
とあります。
部首が「竹(たけかんむり)」だったことから推測はしていましたが、竹製の針があったことに驚きました。
②の意味から、専用の「はり」を身体の特定の部位に刺して治療する「はり」が思い浮かびましたが、この「はり」は漢字で「鍼」と書きます。
「鍼」は
①患部に刺して症状を治す医療用のはり。また、その術。 ②ぬいばり。
出典元:はり|言葉|漢字ペディア
を意味します。出典元には“「針」とも書く”とありました。「針」の意味は以下の通りです。
①布などをぬったりさしたりする、細く先のとがった用具。
②細く先のとがったものの称。
③蜂などの尾部にある外敵をさすもの。
④陰険な悪意。出典元:はり|言葉|漢字ペディア
現代では、「箴(はり)」を目にする機会はなかなかありませんが、“いましめる。いましめ。”を意味する「箴」を使う機会はあるといえます。本記事をきっかけに「箴言」を使っていただけると幸いです。
※しんげん|言葉|漢字ペディア
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