「うかつ」ではありませんよ。「迂愚」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「迂愚」です。
「迂愚」の読み方は?
「迂愚」の「迂」を見て、「うかつ」という言葉が思い浮かんだ人もいるかと思います。「うかつ」とは
1 うっかりしていて心の行き届かないこと。また、そのさま。
2 回り遠くて実情にそぐわないこと。実際の役に立たないこと。また、そのさま。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味する言葉ですが、これは漢字で「迂闊」と表され「迂愚」とは異なります。とはいえ、「迂愚」の意味は決して「迂闊」から遠くありません。
「迂愚」は
世間の事をよく知らないで愚かなこと。迂闊でぼんやりしていること。
出典元:精選版 日本国語大辞典
を意味します。
「愚」は訓読みで「おろ(か)」と読みます。では音読みは……?
正解は……
「うぐ」です。
では「迂」の訓読みはなんと読む!?
「迂愚」の「愚」の読みは
- 音読み グ
- 訓読み おろ(か)
です。
一方で「迂」は、「迂愚」や「迂闊」以外に「迂回(ウカイ)」や「迂曲(ウキョク)」「迂路(ウロ)」など、音読み「ウ」には馴染みがありますが、訓読みの印象はあまりないかと思います。
「迂」は訓読みで「まが(る)・とお(い)」と読みます。日常生活で「迂」の訓読みを目にする機会は滅多にないかもしれませんが、「迂愚」や「迂闊」、「迂回」などの言葉を知っていると、なんとなくその読みや意味を理解することができるのではないでしょうか。
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