「おかみさけ」ではありません。「お神酒」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「お神酒」です。
「お神酒」の読み方は?
「神」も「酒」も小学校で習うため、馴染み深い漢字です。とはいえ、「神」や「酒」の馴染み深い読み方で「お神酒」を読むのは間違いです。「おかみさけ」でも「おしんしゅ」でもありません。
「お神酒」とは
1 神前に供える酒。2 酒をしゃれていう語。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「おみき」です。
「神酒(みき)」の他、「御酒(みき)」とも書きます。「お神酒」は「大神酒(おほみき)」などとも記されます。
「神」と「酒」にそれぞれ「み」と「き」という読みがあるわけではありません。「お神酒」の「お」も「み」も(「大神酒」の場合は「おほ」も)接頭語です。「神酒」は元々「御酒」と書き、これは酒を意味する「酒(き)」に尊敬を表す接頭語である「御(み)」がついたものです。それにさらに尊敬を表す接頭語「御(お)」がつき、その読みが「おみき」となりました。
「神酒」と同じような由来に「神輿(みこし)」があります。「御輿(みこし)」とも書きます。「神輿」は
祭礼のときにかつぎ回る神霊をのせた輿(こし)。おみこし。
出典元:みこし|言葉|漢字ペディア
を意味します。これも「輿」に尊敬を表す接頭語「御(み)」がついた言葉です。
参考文献
- 御神酒、お御酒(笑える日本語辞典)使い方 語源 意味
- 神様がもたらす神秘?特別なお酒「御神酒」のはなし|きくつかこらむ|菊の司酒造|kikunotsukasa
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