
「おおにら」ではありません。「大蒜」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「大蒜」です。
「大蒜」の読み方は?
「蒜」は日常生活であまり見かけない漢字です。「蒜」は食用植物の「ニラ」を表す漢字「韮」と似ています。確かに「韮(にら)」と「蒜」は部首「艹(くさかんむり)」が共通していますし、実は「韮(にら)」と「蒜」は同じユリ科の多年草です。ですが、読み方は共通していないので「大蒜」を「おおにら」と読んでしまうと、残念ながら不正解となります。
「大蒜」の意味を調べてみると
ユリ科の多年草。高さ約60センチ。全体に強いにおいがある。地下の鱗茎りんけいは灰白色で、数個の小鱗茎からなり、食用。強壮薬・香辛料などにも用いる。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
とあります。
正解は……
「にんにく」です。
今は用いられていない名称ですが、「にんにく」の古名は「大蒜(おほびる)」です。「蒜(ひる)」とは
ネギ・ノビル・ニンニク・アサツキなど、食用となるユリ科の多年草の総称。
出典元:ひる|言葉|漢字ペディア
という意味です。
小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』によると、「にんにく」という言葉の語源は仏教用語の「忍辱(にんにく)」からきているとあります。これは「辱めを忍ぶ」という意味です。仏教では五葷(ごくん)と呼ばれる辛くて臭いの強い野菜、「にんにく」「野蒜(のびる)」「韮(にら)」「葱(ねぎ)」「辣韮(らっきょう)」は欲情や怒りの心を起こすものと考えられ、食べることが禁じられています。寺での食用を禁じられた「大蒜(おほびる)」すなわち「にんにく」の隠語として「忍辱」が用いられ、それが通称となった、とされています。
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