【男性心理】だから結婚したい!40代男性が「妻」を求める3つのリアル

2017.05.25 LOVE

女性と同じく、「結婚したい」と婚活を頑張っているアラフォー男性は大勢います。

婚活パーティや合コンなど足繁く参加し、出会いを求めて一生懸命自分をアピールする彼らですが、その胸のうちには意外な「結婚願望」を抱えていることがあり、そこには切実な思いがうかがえます。

アラフォー男性がどんな理由で「妻」を求めているのか、実際に婚活中の男性にリサーチした例をご紹介します。

 

「子どもが欲しいから結婚したい」から「背伸びしない婚活」へ

昔から子ども好きだったという38歳の男性は、

「どうしても自分と血のつながった子どもが欲しい」

という思いから、結婚相手を探していました。

以前は、20代後半や30代前半の女性との出会いを求めて婚活パーティなど参加していましたが、

「ほかの若い男性にばかり女性が寄っていく」

ことから、自信をなくしていたといいます。

37歳、38歳という年齢は、20代後半のような若い世代の女性には「オッサンくさく」見えるのか、若作りのファッションなど頑張ってみてもまったく相手にされませんでした。

ですが、交際まで発展しそうな相手がいたとしても、今度は

「いつもすぐにフラれしまう」

ことに悩みます。

それは、ひたすら「子どもを産んでくれる女性」という目線でばかり女性を見てしまうので、人間性なども出産や子育てを中心に考えてしまい、その姿勢が女性に伝わることで最終的に敬遠されてしまうことが原因でした。

場数を踏んでいくうちに「子どもの前に『妻』として女性を見る」重要性に気がついたこの男性は、改めて自分にとっての結婚について考え、「出産よりも、ともに暮らしていける人間性の相性」を軸に置いて結婚相手を探すようになりました。

子どもが欲しいことが結婚の理由になるのは決して間違ってはいませんが、それを全面に出してしまうと独りよがりな婚活になります。相手が同じく子どもを望む女性であっても、「自分より子ども」に重点を置いて妻を考えるのは、相手の存在そのものを尊重しているとはいえません。

痛い目にあってそのことに気がついた男性は、今は若い世代に限らず多くの女性と「背伸びしない婚活」を楽しんでいます。

 

「休みが合う人」ではなく「仕事を理解してくれる人」が欲しい

看護師として働く40歳の男性は、

「不規則な自分の生活を理解してくれる女性と結婚したい」

と思い、婚活を頑張っています。

交代制で夜勤もある病院で勤務する男性ですが、婚活の場では「生活のリズムが合わない」ことがネックとなっていて、なかなか良い出会いに恵まれない、と言います。

彼自身、

「家族ができても一緒に過ごす時間が短い」

ことに悩んでいて、でも看護の仕事が好きなので転職もできずに今に至っている状態です。

同じような勤務体制の女性なら、と思うのですが、それだとお互いにすれ違いの時間が増えることになり、同じような業種の女性と出会ってもまず「デートの時間を工面することが難しい」ことから先に進めない、ということもありました。

できれば結婚後は共働きで貯金をしたい彼にとって、専業主婦を望む女性は受け入れることが難しく、「妻」に求める理想がどうしても高くなってしまう。自分には結婚は無理かも、とため息をつきます。

彼が求めているのは、「休みが合う人」ではなく、「不規則な勤務について理解のある人」。それだけです。

やりがいを持って従事している仕事がある、ということをわかってくれる人であれば、交代制の勤務も理解してくれるはず。

それを信じて、ともに支え合いながら生きていける女性を探し続けています。

 

「『約束しなくても一緒にいられる関係』だから結婚したい」

 

サービス業で働く43歳の男性は、

「奥さんは『約束しなくても一緒にいられる』人だから」

という結婚観を持って婚活をしています。

「恋人だとすぐに別れてしまうけど、結婚となるとお互いに覚悟が要る。そういう確かな関係を結びたい」

という気持ちは過去の失恋の痛手が元になっていて、「先の見えない付き合いはもういやだ」といいます。

確かに、結婚は交際と違い、ふたりで新しく戸籍を作り、「家族」になることです。アラフォーだからこそ軽はずみには決断できないことであり、自分に対してそんな覚悟を持ってくれる女性を探し求めています。

彼は、それまで「先に好かれないと付き合えない」男性でした。自分から好意を向けても受け入れてもらえなかったらつらいので、そんな「負け戦」を避けるために「好きになってくれた人を好きになる恋愛」を繰り返してきました。

ですが、本当に結婚したいなら、待ってばかりの状態では良い相手と巡り会えません。

気になる女性には自分から積極的に関わろうとする姿勢、自分の良いところを知ってもらおうとする姿勢が見えることで、女性も心を開きます。

慣れない婚活の場で失敗を繰り返しながら、彼は

「相手のことを知ろうとするなら自分の情報も話す」

「自分の気持ちをはっきり口にしないと相手を不安にさせる」

ことなどを少しずつ学び、気持ちの良いコミュニケーションを心がけるようになりました。

結婚は「ひとりの人間と長い時間を一緒に過ごすこと」。

その大きな意味を改めて実感し、自分が変わることで女性とも幸せな関係が築いていけると信じて、今も婚活パーティには笑顔で参加しています。

 

 

話を聞かせてもらった男性からは、単純に楽をしたいからとか、奥さんがいる生活に憧れるから、という理由で婚活をしているわけではないことがよく伝わります。

何より「相手との関係を大切にしたい」という思いを抱えているアラフォー男性は多く、婚活は自分と同じ気持ちの女性を探す場の一つとして活用しています。

焦りは良い出会いを遠ざけます。

自分の事情だけを押し付けるのではなく、相手の存在をしっかり尊重できる心があれば、「間違いない相手」と出会える可能性も高くなる、と改めて感じました。

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