
毛量が多くてもまとまる!「くるりんぱ」で作るおよばれヘア
誰が名づけたのか、いつからこう呼ばれるようになったのか……。すっかり市民権を得た、ヘアアレンジの新テクニック「くるりんぱ」。街を歩いていても、取り入れている人が増えていますよね。
デイリーアレンジはもちろん、およばれヘアにも大活躍。簡単で凝ったように見えるだけでなく、毛量が多くてもくずれにくいスタイルが作れると美容師さんたちも活用しています。
今回は、和装・洋装どちらにも似合う、くるりんぱを土台にしたアップスタイルを紹介します。
今さら聞けない!?「くるりんぱ」のやり方
雑誌やアレンジ本を見ても当たり前のように出てくる「くるりんぱ」。知っていて当然のようになっていて、いつの間にかスパッツがレギンスと呼ばれはじめたときのように「何のこと?」と言えない人もいるのでは?
まずは「くるりんぱ」の簡単なやり方を説明しますね。
くるりんぱをしたい髪を集めてひとつに結びます。ゴムは細いシリコン系か、中太のリングゴムがいいでしょう。しっかりと結んだらゴムを下にずらし、ゴムの上を半分に割ります。躊躇せず、左右にガバッと開いてしまいましょう。
左右に開いてできた穴のなかに毛束を通します。写真ではわかりやすいように、穴のなかに指を入れて毛束を入れ込んでいますが、ゴムを押し込むとするりと毛束が入っていきますので、試してみてください。煮しめなどに入っている手綱こんにゃくを作る感覚でしょうか。
毛束を引き抜くと左右にねじれができて、ただ結ぶよりもおしゃれに見えます。ねじれた部分から毛束を少しずつ引き出してふくらみをつければ、さらに見栄えがよくなります。
結び目の上がへこみやすいので、ここからも毛束を引き出しておきましょう。
「くるりんぱ」と毛束をねじるだけのアップヘア
基本の「くるりんぱ」がわかったところで、およばれに使えるアップヘアの作り方を紹介します。
①眉上の髪を集めてくるりんぱ
眉のラインを目安に髪を分けて後ろでひとつに結び、くるりんぱを作ります。後頭部やねじれた部分から毛束を少しずつ引き出してくずしておきましょう。
ハーフアップを「くるりんぱ」にすることで、大人のまとめ髪に必須の後頭部の丸み、高さが出しやすくなります。
②サイドの髪をねじって留める
左耳上の髪をねじり、1の結び目近くにピンで留めます。右サイドも同様にねじって、後ろにピンで留めます。ピン1本で不安なときは2~3本使っても大丈夫。
③えり足の髪もねじって留める
えり足の髪も左右に分け、それぞれねじって耳後ろにピンで留めます。毛先を内側に入れて見えないように留めるのがポイントです。
小分けにして留めることで安定感が増し、くずれにくくなります。また、凸凹した立体的なフォルムになり、手がこんだアレンジに見えるんです。
かんざしや飾り付きコームをつけても素敵。もちろんドレスにもぴったりのヘアスタイルです。
ピンだけでは不安という人はクリップやバレッタで補強してもいいでしょう。

和装の場合は前髪をタイトに流すと凛とした佇まいに。洋装なら顔周りにウェーブをつけたおくれ毛をたらしても素敵です。
着物ヘアやおよばれヘアに迷ったときの参考書
ここぞというときのヘアスタイルって悩みますよね?
「きちんと」「大人可愛い」のテイスト別や、シーン別でスタイルを提案しているので、着物初心者でもぴったりのヘアが見つかります。
大人女性が取り入れやすいすっきりとしたまとめ髪が多いので、着物だけでなく洋装のおよばれヘアとしても活用できます。ぜひ参考にしてみてください。
監修/森 由香利
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