ワクチン3回目接種「副反応がこんなに出るなんて…」強烈な悪寒と発汗
進み始めた新型コロナワクチンの3回目接種、気になるのが副反応です。1回目、2回目より軽いという人もいれば、今回はひどいという人まで、さまざまな声が上がる中、「大変な目にあった」という男性の体験をお伝えします。
(この記事は体験を可能な限りそのまま迅速に伝えることを目的とするため、内容は生の声をそのまま納め、感染症専門家の査読を経ていません。趣旨ご理解の上お読みください)
Profile
山脇守さん(仮名)45歳/会社員、東京都多摩市在住。39歳の奥様、0歳のお子さんと3人暮らし。
副反応なんか出ないとたかをくくっていたら…史上最高の発熱
3回の接種はすべてファイザー。1回目・2回目接種では全く副反応がなく「自分は副反応が出ない体質なんだな」と安心していた山脇さん。
「妻は2回目接種で強く副反応が出て寝込んでいました。その姿を見て、病気でもないのにこんなに症状が出るだなんて大変だなとは思っていましたが、まさか自分がとは……」
木曜の16時に自宅そばのクリニックで接種を受けた山脇さんですが、医者の説明もやや聞き流し、「大したことはないだろう」と普段通りに晩酌もしたそうです。
「異変を感じたのは明け方の4時でした。接種から12時間、悪寒がしてぱちっと目が覚めたんです。寒くて寒くて、まさにコントのようにぶるぶると震えていました。寝ていた妻まで異変に気付いて起きて、大丈夫?と声をかけてくるレベル。明らかに異常だったようです」
あまりの悪寒に、普段はリビングで使う毛布タイプのガウンを着こんで羽毛布団に潜り込みます。でも、それでもがたがた震えが続くほど寒い。この状態はここからまる24時間続きました。
「これはまずいんじゃないかな……と思いつつ、まだ4時なのでもう一度寝ました。次に目が覚めたのは6時、熱を測ったら37.8℃。倦怠感が強く、まるで風邪の初期症状で、直感的にここからよくなる可能性はないなと感じました」
ですが、この日は会社に行かねばならないアポイントがあった山脇さん。
「迷った末、まだワンチャンあるかもしれない、もう一度寝て9時にジャッジしよう……と希望をつないで二度寝しました」
ですが9時に目を覚ましたところ絶望的なまでにフラフラ。熱は39.3℃に達していたそうです。自分史上最高の発熱、そもそも発熱そのものが10年15年ぶりでした。
「あきらめて力を振り絞って会社を休む手配をしました。ここからさらに悪化の一途でした。解熱鎮痛剤を飲んだら多少は悪寒が収まり、眠ることができたのですが、13時にまた目が覚めてしまいました。お昼食べなきゃな、でも食べられないなー……」
この、お昼のころがつらさのピークだったと振り返ります。
「13時、接種から19時間。食べられない、動けない、悪寒がひどい、熱もまさにフィーバーしている。とにかく寝るしかなくて……こんなつらさ、経験したことがない」
4時間おきに解熱鎮痛剤を飲んでは寝てを繰り返したのち、副反応が出てから24時間もたって、土曜の明け方ごろにようやく「峠を越えたかな」と感じました。そこまでは誇張なく、何の変化もないままずっと同じ辛さが続いたそう。
「病気ではないので、終わりがくるとはわかっていましたが、さすがにこんなに長くしんどい状態が続くとは……予想外でした」
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