「アルコール消毒の手荒れ」を絶対に防ぐ方法! えっ、たったそれだけ?
新型コロナウイルスの感染予防のために、手を洗いすぎて手が荒れてしまった。アルコール消毒していて皮膚がボロボロ……。
そんな人のために、手荒れを確実にふせぐ方法をご紹介します。安全、安価、だれでもできる方法を紹介してくれるのは、「なついキズとやけどのクリニック」の夏井睦医師です。
「手を洗いすぎると、皮脂が失われてバリア機能がなくなり、皮膚が損傷します。その状態が、いわゆる『手荒れ』の状態です。食器洗いをするたびに、洗剤で皮脂が洗い流されて手がかさつき、やがて亀裂が入ってあかぎれになり、湿疹ができるなどして、治りにくくなってしまう、というわけです」。
手荒れを防ぐたった2つのこと
用意するのは白色ワセリンとペーパータオル1枚のみ。白色ワセリンは、薬局やインターネットで、100グラム入りのボトルが300円程度で手に入ります。
■方法は2ステップ
①小さじ半分程度の白色ワセリンを手にとり、両手に十分なじませるように時間をかけてもみ込む。このとき、手がベトベト、ヌルヌルになっても気にしない!
②ペーパータオルなどで「床のワックスがけ」をする要領で余分なワセリンをふきとる。ベタつきが気にならない程度まで。
これを寝る前と起きたときにすることで、いま手荒れをしている人は、間違いなくかさつきがなくなります。
手荒れがひどい人は、朝、昼食後、夕食の支度の前、寝る前と、1日に数回、この2ステップを行います。手荒れをしていない人でも、朝晩に2ステップをすることで、一生手荒れとオサラバできます。
ポイントをまとめておきましょう
①白色ワセリンのもみ込みは、指先、手のひら、手の甲と、まんべんなく行います。
②1分程度かけて十分もみ込むのがコツです。
③手だけでなく、かかとやひじのガサガサにも有効です。
皮膚を守る最強の方法ともいわれるこの2ステップは、男性の「ひげそり負け」や赤ちゃんの「おむつかぶれ」、すりキズや切りキズにも、もちろん効果を発揮します。
書籍『キズ・ヤケドは消毒してはいけない』(著者・夏井睦、主婦の友社刊行)
トップ画像/手洗いやアルコール消毒をする際のポイント
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