3回目ワクチン「副反応にこんな症状あり得たの?」50歳のあまりに長い4日間
「まったく出ない人が多い」「出ちゃった場合は思いのほか副反応が辛いらしい」などさまざまな声が聞こえてくる新型コロナワクチン3回目接種。
東京都在住、主婦のカスミさん(50歳)は、ご主人(46歳)、娘さん(12歳)の3人暮らしです。その副反応体験を聞きました。前後編の前編です。
*このシリーズでは接種にまつわる「生の声」と「実際にそれぞれの方が行った副反応対策」を可能な限りそのままお伝えするため、個人の感覚や推測等に基づく発言もそのまま掲載しています。十分ご留意の上、お読みください。
1回目2回目副反応も「そこそこ以上にひどかった」
ワクチン副反応の聞き書きを続けていて感じるのは、「3回目がひどい人はほぼ2回目もひどかった」「モデルナでもファイザーでも等しく一定ひどい」という2つの点です。ファイザーだから、モデルナだからとは一概に言えません。
カスミさんも同様に、ファイザーでの1回目接種は腕の強い痛み、2回目は発熱などの症状に苦しみました。
「2回目は打たれた瞬間がものすごく痛くて、みるみる石のような色の青あざになりました。次の日のお昼から身体が怠くなり、カロナールを飲んでいても38.6℃のまま熱が24時間下がらなくて。普段から熱が上がっている間は汗が出ず、汗をかきはじめたら熱が下がりますが、このときも丸2日たって汗が出始めたらやっと37℃に下がるという経過でした」
3回目接種から13時間、いよいよ寒気が始まった。またもや汗が出ない
3回目はモデルナでの交差接種を選びました。3月6日(日曜)9時に接種、この日の22時ごろから発熱が始まりました。
「予期はしていたので、きたなという感じでしたが……悪寒がどんどんひどくなり、あっという間に寒くて寒くてしょうがなくなりました。湯たんぽが欲しいけれど準備する気力もなく、たまたま部屋にあった布団乾燥機で暖を取りました。準備が足りませんでしたね、電気毛布があればベターでしたが、でも布団乾燥機もなかなか使えました」
1時間ほど布団乾燥機をかけ、うつらうつらとしては、2時間ほどでに目が覚めて熱を測る繰り返しでした。
「夜中に38℃を越えたあたりでカロナールを飲み始めましたが、3回目を飲んでも手ごたえがなくて。ロキソニンにしようかなと思ったけど、途中で薬を変えるのはダメかな?と迷い、またカロナールを飲みました。あとから聞いたらきちんと間隔があけば変えてOKなんですね。変えればよかった、下調べが足りませんでした」
いっぽうで、1回目に苦しんだ腕の痛みには予防策を取ることができました。
「1回目のあと、整骨院の先生から、打ったあとすぐに湿布を貼ればいいんだよと教えてもらったんです。2回目は教わった通り貼ったらずいぶん楽になったため、3回目は帰宅してすぐに貼り始めました。発熱中は3、4時間で湿布剤が乾いてカピカピになっていたので頻繁に交換していました。相当熱を持っていたと思いますが、おかげで1回目より痛みは軽く済みました」
つづき>>>次に襲ってきた症状は意外すぎるコレ…のど元まで出かかって
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