「予想と違った」3回目ワクチン副反応。45歳女性編集者を襲ったその顛末とは(後編)
翌々日(接種後2日目)、まさかの…
朝5時半に起き、熱を測ると37度1分でした。朝は熱が比較的低くなるのは1,2回目でも経験してきたことなので、また昼に上がるだろうなとは思っていました。しかし…。
昼の12時(接種後44時間半)に38度3分!
体温計の数字を見て「エエーッ…?」という声が漏れてしまいました。接種後翌々日に、まさかのピーク。
食欲もなく、昼食をとることができませんでした。(普段の私は食べることに情熱を燃やしています)
それから2時間後、14時半になっても38度3分の熱が続いており、倦怠感に加えて無気力になってきました。
ハアハアと息が切れ、目を開けていられないほどの頭痛も続いて辛かったです。
解熱鎮痛剤を飲むことにしましたが、前日と同じく熱がなかなか下がらず、ようやく37度台まで下がったのは17時を過ぎたころでした。この頃には消耗が激しく、自分で服を着替えることもできなくなっていました。
胃のあたりに気持ち悪さがあり、夕食をとることもできませんでした。
2回目の接種は、翌日に39度の熱が出たものの、1日で下がりました。
今回はそこまでの高熱は出ませんでしたが、38度台の熱が2日続くのがこんなにキツイとは…と思い知りました。新型コロナウィルスに感染すると、何日も高熱が続くこともあると聞きます。どれだけ苦しいだろう、と恐ろしく思いました。
22時半(接種後55時間)、夫に頼んで肩や背中、首などの痛む部分に湿布を貼ってもらい、ようやく楽になってきました。このとき熱は37.3まで下がっていましたが、頭痛がとれなかったので、よく眠れるように解熱鎮痛剤を飲んで就寝しました。
接種後3日目、副反応の終わりが見える
朝5時半、熱を測ると36度5分。
接種後2日目は昼も夜も食べられませんでしたが、この日は昼にスープパスタを作って食べることができ、「ようやく終わったか…」と安堵しました。
この記事を書いているのは接種後4日目の午後ですが、経験したことのないような目眩が残っており、本調子ではありません。腕の痛みはほぼ消えましたが、脇はまだ少し痛いです。副反応と、それによる疲労が完全になくなるまでには時間がかかるかもしれませんが、あまり気にせずにいこうと思います。
さいごに
「1,2回目ファイザー、3回目モデルナ」という交互接種になったことに関しては、予約時に(副反応の違いなどあるのだろうか)と一瞬不安に思いましたが、厚生労働省のサイトに「副反応は全てのワクチンの組み合わせで同様」と書かれていましたので、それを読んで以来はとくに心配することはありませんでした。
副反応なんて平気、とは言えません。実際キツいですが、感染した際の苦しさはそれ以上だろう…と考えると、やはり私は追加接種をしてよかったと思うのです。
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参考資料:追加接種における交互接種、組み合わせに関する諸外国の状況
(体験を可能な限りそのまま迅速に伝えることを目的とするため、内容は生の声をそのまま納め、感染症専門家の査読を経ていません。趣旨ご理解の上お読みください)
構成・文・イラスト/星雅代
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