クラブママに学ぶ「40代女性がオフィスで軽く扱われない4つのコツ」って?
他人に軽んじられることは決して気持ちのいいものではありません。同じ内容を伝えても一目置かれる人、そうでない人、軽く扱われる人とそうでない人がいます。この違いは何でしょう? 前回の「ルックス編」に続き、今回は「言動編」。クラブママ歴10年の筆者がお伝えします。
1・まずはアイコンタクト
相手とまっすぐに視線を合わせることは、互いの信頼関係を深め、自分自身の「自信のアピール」にもつながります。伏し目がちでおどおどした印象を与えると、それだけで「格下の人間」と舐められてしまうのです。目を合わせるのが苦手な人も、ここはビジネスと割り切って、相手の目を見る訓練をしましょう。最初からうまくできなくてもいいのです。心がけは次第に習慣となり、やがて息を吸って吐くようにできるはずです。
2・おどおどしない
猫背でキョロキョロと視線が定まらない。おどおどした人間はそれだけで、相手からの信頼感を失い、舐められてしまいます。当然、大きな仕事を任せてもらえません。例え緊張していても、視線を上げて背筋を伸ばし、胸を張りましょう。胸を大きく広げる姿勢を「パワーポーズ」と言い、霊長類も力を示したいときは、この体勢を取るそうです。肩を後ろに引き、胸を張るパワーポーズ。相手に軽んじられないばかりか、自分自身もポジティブになれるポーズです。
3・話は明朗、かつ結論から手短かに
明朗に話す人は、周囲に好印象を与えます。声が小さいなと思っている人、ぜひ腹筋を使ってお腹から声を出すよう心がけましょう。口角を上げると声にハリが出ますよ。そして、相手を苛立たせないためにも、「結論から話す」習慣をつけましょう。失礼のないよう最初から丁寧に話しを進めると、どうしても回りくどい言い回しになってしまいます。最初にズバッと結論を告げ、その後、経過や理由、補足説明を加えることが重要です。
4・皮肉やセクハラはニッコリ笑ってチクリ
「気が弱い」「言いたいことが言えない」というレッテルを貼られると、周囲は舐めてかかります。言いにくいことは「サラッとニッコリ」が鉄則です。例えば、
「もう、あなたのそんな部分が嫌~い!」
「次それを言ったらレッドカードですよ!」
「部長のその言葉、いつも傷つくんですよねー」
いかがでしょう?活字にするときつく感じるかもしれませんが、これを笑顔で告げられると、意外に許されるものです。同時に、相手は配慮に欠けた言動を反省するはず。
言葉も伝え方ひとつです。我慢するのではなく、ユーモアを持って上手に切り返しましょう。
アイコンタクト、おどおどしない、明朗な話し方、言いにくいことはサラッとニッコリ。些細な言動の心がけやコツを知っておくかどうかで、周囲に与える自己イメージを変えることができるのです。
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