
「かはく」とも読めますが……「科白」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「科白」です。
「科白」の読み方は?
まず「科白」は「かはく」と読むことができます。
「科白」は
舞台における俳優のしぐさとせりふ。また、単にせりふのこと。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
そんな「科白」にはもう一つの読み方があります。実はその答えは「科白(かはく)」の意味の中に記されています。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「せりふ」です。
「科白(せりふ)」は
①役者が劇の中で話す言葉。
②言い方。ものいい。また、決まり文句。出典元:せりふ|言葉|漢字ペディア
という意味です。
もちろん「せりふ」は「台詞」とも書きます。現代では一般的に「科白」ではなく「台詞」や「セリフ」の表記が使われています。
なぜ「科白」を「せりふ」と読むのでしょうか。
「せりふ」という言葉自体の語源ははっきりしていませんが、能や狂言の世界から出てきた言葉だといわれており、役者が劇の中で話す言葉を表します。そんな「せりふ」に当てられた「科白」という漢字は中国語が由来とされています(「台詞」も中国語由来なのだとか)。
『精選版 日本国語大辞典』の「科白(かはく)」の解説には“「科」はしぐさ、「白」はせりふ”と記されています。
お芝居での役者の動きと言葉を表す「科白」が、明治時代になって「せりふ」と結びつき、「科白(せりふ)」となったとされています。
ちなみに「白」だけでも、常用漢字表外の訓読みではありますが、「せりふ」と読むことができます。以下に「白」の読みを記します。
- 音読み ハク・ビャク
- 訓読み しろ・しら・しろ(い)(常用漢字表外)あき(らか)・もう(す)・せりふ
参考文献:「科白」と書いて、どうして「せりふ」と読むのですか?
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