今さら聞けない！ ワキ毛の永久脱毛に関するギモンQ＆A　

Q　そもそもワキ毛の永久脱毛は何を使っているの？

A　クリニックで行われる脱毛はレーザー機器が主流、一方エステはほとんどが光を使っています。どちらも黒い毛（メラニン色素）に反応し、毛母細胞にダメージを与えることで、毛が生えてこないようにします。

Q　光とレーザーって何が違うの？

A　光脱毛は広範囲に照射できるので施術時間が短く、一方のレーザーは照射時間がやや長め。ただし、レーザーはうぶ毛や細い毛にもしっかり対応するので、数年経過してもキレイなワキをキープすることができます。また、同じマシンを使っていても、サロンの場合は光の出力に制限があります。カンペキなツルツルのワキを目指すなら、少々高くてもクリニックの方がオススメです。

Q　ワキの永久脱毛にはどれくらいの時間がかかる？

A　個人差はありますが、最初に脱毛した毛の下には休止期の毛が眠っています。次の毛が生えてくるのが１ヶ月半〜２ヶ月前後。そしてこの周期が１年〜１年半続きます。つまり、だいたい２ヶ月に１回の施術を半年〜１年半継続するのが一般的。回数にすると６回〜10回となります。ちなみにスベシャル剛毛な私は２年コース。長い！

Q　ぶっちゃけ、お値段はどれくらい？

A　最近では通い放題で100円コースなど、激安メニューを打ち出しているエステもありますが、5,000円〜10,000円が一般的です。クリニックの場合は診断料込みの3,000円〜5,000円が平均的な１回の施術料なので、トータルすると18,000円〜50,000円となります。決して安い金額ではありませんが、これでも10年前に比べるとかなり低価格になっています。その理由は、脱毛機器の価格が下がったため。決して安かろう悪かろうなのではないのでご安心を。また、永久脱毛は、照射面積で価格が決まります。ワキは他の体毛と比べて毛も太く、施術回数も多めですが、面積が狭いのでこれくらい。腕や脚は回数こそ少ないですが、照射面積が広いので少々高くなります。

Q　脱毛するときって、痛みはあるの？

A　感じ方は人それぞれですが、一般的にはゴムで肌を弾いたような痛みと言われています。毛が太いほど痛みは強いため、剛毛さんは覚悟して。ただし、痛みに弱い人にはレーザーや光の出力を下げて施術することもできます。それでも痛みに耐えられない人は、ライトシェア・デュエットというマシンがオススメ。脱毛部位を吸引しながらレーザー照射することで、痛みが大幅に軽減。私は背中の施術で体験したことがありますが、まったく痛みがありませんでした。照射範囲も広いので、全身脱毛にも使われる優秀マシンです。

Q　脱毛するとワキ汗が多くなるって本当？

A　脱毛後の毛穴は退化するので、一般的には毛穴が引き締まり、ワキ汗をかきにくくなると言われています。しかし、これは若い世代のワキ毛がさほど濃くない人限定な気がします。アラサー後期に永久脱毛した私の場合、毛穴の引き締め力が低下しており、ワキ汗はさらに増量。更年期を迎え、ワキ汗が増えつつあるアラフォー女性は、ワキ汗のリスクは覚悟しておくべきでしょう。

Q　レーザーでも脱毛できない毛はどうすればいい？

A　薄くて細いうぶ毛のようなワキ毛は、レーザーでも脱毛しきれないことも。そんな毛にはニードル式脱毛を。ハリを使って毛穴に直接アプローチする脱毛法で、20数年前はこちらが一般的な施術法でした。レーザーに反応しない白髪にも対応可能。痛みはかなり強く、価格も１回15,000円〜とかなり高額ですが、１本の毛すら根絶やししたいと考える人向き。主に老舗クリニックなどで施術可能です。

Q　永久脱毛したら、ボコボコになった毛穴はキレイになる？

A　長年のセルフ脱毛で、毛穴がボコボコになったり色素沈着したワキは、レーザー照射をするとかなり改善されます。それでも強度の肌荒れの場合は永久脱毛だけでは解消不可。そんなワキにはケミカルピーリングを。継続するうちに毛穴の凹凸がなくなり、ツルンとしたワキに。時間とコストはかかりますが、美ワキを目指すならコレは絶対オススメ。通いが難しい人はハイドロキノンを。

Q　永久脱毛で注意するべき点は？

A　妊娠中の女性はNG。レーザーや光の照射が赤ちゃんに影響を与えるという症例はありませんが、万が一を考慮して妊婦への照射を断っています。また、体調が悪いときは痛みも強く感じられるもの。体調不良の施術もなるべく避けましょう。

ほんの数年で、永久脱毛は誰でも手軽に通える低価格の施術となりました。アラフォーだからと諦めるなんてまだ早い！ 夏のオシャレを楽しみたいなら、いますぐ永久脱毛、始めるべし！