
あなたはどれをやっちゃった? 80年代に流行ったトンチンカン脱毛術
最近の10代女子は、夏休みを利用して母親と一緒にエステやクリニックで脱毛体験するコが多いようです。この数年で永久脱毛の施術価格が大幅に下がったこと、さらに親世代の美容に関する意識が高まったことで、娘には少しでも早くムダ毛を解消させたいと願う親心なのだとか。あー、羨ましい!
私達アラフォーの少女時代といえば、セルフ脱毛が一般的。しかも当時は脱毛の正しい情報なんてどこにも紹介されていなかったので、友人同士で情報交換をして、試行錯誤しながらムダ毛と格闘。そのほとんどが誤った脱毛法だった……。ってことで、今回は間違いだらけのセルフ脱毛法をご紹介します。
その1・脱毛テープ脱毛
腕や脚のムダ毛の上に貼りつけて、テープの上を指でゴシゴシ。しっかり肌に密着したところで一気にはがす。これが意外と痛い! しかもテープのサイズが絆創膏を少し大きくしたようなものしかないので、体に何枚も貼らなくちゃいけない。お金がかかるので、最終的にはガムテープを代用していました。でも、ガムテープでは粘着力が弱くてムダ毛が抜けきれない。ガムテープの内側にボンドをつけて一緒にはがしたら、今度はムダ毛にボンドがひっつくだけで全然抜けない。そう、脱毛テープは指などの繊細なパーツ向きなんですよね。当時の私にささやいてあげたい……。
その2・ムダ毛専用ブリーチ
カミソリは毛が太くなるから当てたくない。そんな間違った情報の影響で、一部の女子の間で大人気だったのがムダ毛ブリーチ。肌にクリームを塗って放置してから洗い流せば完了。ムダ毛が金髪になって肌色になじむんだけど、よく見ればやっぱりムダ毛がふっさふさ。外国人のムダ毛みたいと言えば聞こえはいいけれど、剛毛状態に変わりなし。いま思えば、カミソリ負けしてしまう肌の弱い女性向けの脱毛法だったような気がします。だって、ブリーチ派の女子は、全然長続きしてなかったもの。
その3・ピンセット脱毛
当時は剃ると太くて濃くなるという説が根強く、ワキ脱毛をピンセットで行う人が多かったのでは? 私もワキ脱毛はピンセット派で、ベッドに寝転んで片手をバンザイした状態で1本1本抜いてました。最初は痛くて仕方なかったのに、慣れるとちょっとした快感になってました。しかし、毛抜きは脱毛で最もやってはいけない行為。私がそれを知ったのは30代に突入してから。当然、毛抜きしたことでワキの毛穴はボッコボコ。内出血も何度もしてきたから、色素沈着して浅黒いワキ色に。もうね、ピンセットは脱毛コーナーに絶対置かないでほしい!
その4・ワックス脱毛
当時は自宅でブラジリアンワックスができるキットがよく売られていました。小鍋に白いワックスが入っていて、火にかけてワックスを溶かしたら冷める前に肌に塗布。このワックスが固まったら指で一気にはがします。「自宅でもブラジリアンなんてスゴい!」って思うかもしれませんが、ワックスがハンパなく熱い! しかも熱々じゃなければ肌にしっかり密着しないし、そのくせあんまり毛が取れない。いまでも自宅でできるワックスが販売されていますが、濃くて太いムダ毛はさほど効果がないとアナウンスさせていただきますね。
その5・ライター脱毛
ストリッパーの間で流行っていた脱毛法。下の毛を脱毛するとき、毛の部分に火をつけて手のひらでパンパンと叩くと毛がチリチリになって一気になくなるのだそう。10代の私も、ライター片手に何度も下の毛に火をつけようとしましたが、怖くてできませんでした。いま思えば、こんな原始的な脱毛法をよくやろうと思ったな、私。皮膚から上の毛が焦げるだけで、毛根はそのままだし、何よりも大切なトコロが間違って火傷をする恐れも。レーザーでムダ毛を焼く行為とはまったく異なるので、これは絶対にやっちゃダメ!
いまではほとんどの人が除毛クリームやカミソリで脱毛していると思いますが、もし上記のような脱毛法に興味があっても絶対にやっちゃダメですよ!
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