
「たびかご」ではありません。「旅籠」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「旅籠」です。
「旅籠」の読み方は?
「籠」には「かご」という訓読みがありますが、「旅籠」の読み方は「たびかご」ではありません。
正解は……
「はたご」です。
「旅籠」とは
①昔の宿屋。旅館。
②昔、旅をするときウマの飼料を入れたかご。
③昔、旅をするとき食物や日用品を入れたかご。出典元:はたご|言葉|漢字ペディア
という意味です。
金田一春彦・金田一秀穂編『学研現代新国語辞典改定第四版』には「旅行のとき、馬のかいばを入れたかごの意から」とあります。より詳しく調べてみると、元々「はた」は馬の餌を、「こ」は籠を表し、馬の餌を入れた籠を門口にぶらさげた家を指していたのだとか。その家に泊まれば、馬の餌も出てくるし、人も食事ができました。いつしか「はたご」は馬の餌を入れる籠から人の食事を入れる器に、江戸時代には食事を出す宿を表すようになり、定着していきました(出典元:『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』)。
なお、「旅」単体で「はた」と読むことはありません。
「旅」の読み方は
- 音読み リョ(常用漢字表外)ロ
- 訓読み たび(常用漢字表外)いくさ
です。
とはいえ、日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」を見る限り、常用漢字表に音訓が認められていない「ロ」や「いくさ」と読む言葉は掲載されていなかったので、「リョ」と「たび」という読み方をおさえておけば、日常生活で困ることはないはずです。
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