白髪が目立たない!薄毛もカバー!40代のアレンジ裏テク
ヘアアレンジをして仕上がりを鏡でチェックしたとき、「あれ!?」と焦ったことありませんか?
ちらりとのぞく白髪、分け目がやけに目立つ、頭頂部が貧弱……。若い気分でいても、頭髪は正直に年齢をあらわしてしまいます。
そこで、40代が気になる髪悩みをカバーしつつ、アカ抜けて見えるアレンジのコツを紹介します。
くっきりと目立つ分け目をぼかす方法
オフィスでも活躍する定番アレンジのハーフアップ。分け目がくっきりと出てしまうと、なんだか野暮ったい印象になりますよね。しかも根元の白髪や毛量の薄さもあらわになり、残念ヘアに。せっかくアレンジをしても若く見えるどころか、老けて見えてしまいます。
この分け目問題は、結ぶ位置を少しずらすだけで解決します。
結ぶ位置が分け目より上になると……
白い地肌と髪の薄さが目立ち、ダサい印象に。結んだ毛束も上向きになり勇ましく見えてしまいます。
分け目より下に結ぶのが正解
気になっていた分け目が隠れ、女性らしさを感じるハーフアップに。
次に紹介するのは結ぶときだけでなく、ダウンスタイルにも役立つ「ジグザグ分け」です。
真っ直ぐに分けるのではなく、ジグザグにするだけで分け目があいまいになり、見た目もおしゃれ。根元も立ち上がるので、ボリューム不足も同時に解決できます。
生え際の白髪隠しにはおくれ毛で対応
ひとつ結びにするときに、サイドをキュッとタイトにまとめると生え際の薄さや白髪が目立ちやすくなります。
そこで活躍するのが、顔まわりのおくれ毛。ただ、上から薄く取るだけでは生え際全体を隠すことができません。前髪を広めにとり、おくれ毛の分量を増やしましょう。
ベースのヘアスタイルによっては、長い髪の毛が出てくると思います。長い髪は耳にかけるか、アイロンで巻くとおさまりがよくなります。また、おくれ毛のせいで「お疲れ感」が出ないよう、バーム系のワックスでツヤ髪に整えることも忘れないでください。
パサつきやすい40代の髪は、常に「ツヤ」を意識しましょう。
耳上たるませでおしゃれ見せ
おくれ毛に抵抗があるという人におすすめなのが、サイドの髪を耳にかぶせてたるませる方法。生え際もほどよく隠れるので、薄さが気になりません。ほどよいゆるさが出て、今っぽいおしゃれヘアに。
最初からたるませて結ぶとくずれやすくなるので、結んでから引き出しましょう。また、切れ毛など短い毛が内側から出てきやすいので、最初にワックスを髪全体にもみ込んでおくことを忘れないでください。
頭頂部の薄さは面で髪を引き上げる
無造作感を出すために、結んだあとに毛束を少しずつつまみ出し凸凹したフォルムをつくるテクニックは広く知られるようになりました。毛束をつまみ出すことで、ボリュームも出ますが、40代になるとその無造作感がだらしなく見えることもありますよね。また、上手にできないという人も多いと思います。そこで、簡単にボリュームアップさせる方法としてコーム使いを紹介します。コームの持ち手を使い、髪を面で引き出します。面で浮きをつくることで、ツヤも出るのでフォーマルな席にもぴったりです。
白髪は染めても2週間もすれば根元が白く見えてきます。あれこれやっても根元の白髪が気になる人は、応急処置として白髪隠しアイテムを活用して。
cloverの桐山さんがおすすめするのは、アリミノのポイントコンシーラー。「地肌に色がつきにくい設計になっています。洗髪をすれば色が落ちるので、サロンで白髪染めをするときにも影響がありません。白髪染め特有の髪のごわつきがないのもおすすめポイントです」
アレンジのコツを教えてくれたのは…
桐山弘一さん(clover)
東京・恵比寿にある美容室cloverの店長。じっくりと時間をかけ、髪悩みにこたえてくれる。アレンジのコツを紹介した動画も人気。
サロンホームページ http://www.clover-hairdesign.jp/
桐山さんInstagram https://www.instagram.com/kiriyannn/
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