「きう」ではもちろんありません。「希う」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「希う」です。
「希う」の読み方は?
「希望(きぼう)」や「希少(きしょう)」などの言葉に用いられる「希」ですが、「希う」の読み方は「きう」ではありません。「希」の部分に当たる音は4文字です。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「こいねがう」です。
「希う」とは
強く願う。切望する。やや古風な、また改まった言い方。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「希う」の他に、「乞い願う」とも書きます。また少し難しい漢字ですが「冀う」や「庶幾う」とも書きます。
意外な読み方に感じられたかもしれませんが、「こいねが(う)」は「希」の訓読みです。「希」の読み方は以下の通りです。
- 音読み キ(常用漢字表外)ケ
- 訓読み(常用漢字表外)まれ・こいねが(う)
常用漢字表に音訓として認められていないものの一つなので、日常生活で見かける機会は少ないかもしれませんが、本記事をきっかけに読み方を思い出していただけると幸いです。
では「希臘」はなんと読む?!
ちなみに、こちらも日常生活では滅多に見かけることがないと思いますが、読むのが難しい「希」がつく言葉に「希臘」があります。「希臘」は国名を表しているのですが、どこの国だと思いますか?
ヒントは世界遺産がたくさんあり、エーゲ海に囲まれた島々を擁する国です。「希臘」の世界遺産で有名なものにパルテノン神殿が挙げられます。
正解は……
「ギリシャ」です。
「ギリシャ」は普段見慣れない漢字で表されるんですね。
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