モラハラ夫は現金を1円も渡さずに、私を「金の亡者!」と罵り続けた末に…【前編】

2023.08.24 LOVE

生活費はすべて、家族カードで支払えという夫。しかも使えるのは月5万円まで。もし超えると…

2人の男児を持つTさん家族は、夫は会社員、妻のTさんはパート勤めをしています。

結婚当初は生活費として現金で15万円を渡されていたそうです。
しかし、給与が下がったと言われ、子どもが生まれた頃から徐々に渡されるお金が2万円ずつ減っていったのです。Tさんは夫の給与明細を見たことがないので、一体いくら給料をもらっているのかもわかりません。

 

「さすがに給与が下がったからという理由で生活費を少なくされるのもおかしいし、カード払いしか許可されないのは納得がいきません。夫に勇気を出して『私たちは夫婦だし、一緒に生活設計をしたいからあなたの給与明細を見せてほしい』と言いました。
でも夫は『なぜお前に給与明細を見せないといけないんだ。口を開けば金しか言わないアンタは、金の亡者だな』と言うのです」

 

Tさんはすぐに夫に反論したそうです。

 

「ですが、『俺の働いた金は俺のものだ。文句があるなら出ていけ。今度、金のことについて何か言ってきたら承知しないからな!』と怒鳴られ、あまりの恐怖で私はもう何も言えなくなってしまったのです」

 

 

手持ちの現金0円! 教育費の貯金どころか、子ども用品も満足に買ってやれず

次男が小学校に入園した時、Tさんは近所のスーパーでパート勤務を始めました。パート代を子どもの将来の学費のために貯金をしようと思って始めたパートだそうです。

 

「それなのに、夫は『パート代があるならそれでなんとかなるだろう。俺は給料が下がったんだから、妻としてサポートしろ』と言い、さらに生活費を段階的に減らしていったのです」

 

夫がTさんに渡す生活費はどんどん少なくなっていきました。

 

「5万円に下げられた時には『これでは生活できません』と恐る恐る言いましたが、「普通の家庭はこれくらいでやりくりしている。それができないのはアンタが無駄使いをしているからだ』と、夫はまともに取り合ってくれません。
いくらなんでもこの金額では生活できないので『子どもの食費だけでほとんどのお金がなくなるから、使っていい金額を結婚当初と同じ15万円にして欲しい』『私のパート代は子どもたちのための貯金だから、家族カードの限度額を増やしてください』と懇願しました。ですが、『やっぱり金の亡者だな』と私を蔑んだ目で睨みつけるだけでした」

 

Tさんのパート代は月5万円あるかないかだといいます。なのに、それで足りない分をまかなわないといけないのです。食べ盛りの子ども達に我慢はさせたくなかったTさん。いくら工夫をして食費を切り詰めても、食費以外に塾代や部活代、衣服費までそのお金でなんとかしろと夫に言われていたので、毎日お金の心配ばかりしていたといいます。

 

現金は1円ももらえず、使っていいのは家族カードのみ。友人たちは「カードなら夫から言われている5万円なんて気にしないで、好きなだけ使えばいいじゃない」とアドバイスしてきたそうですが、Tさんは恐ろしくてそんなことはできません。
なぜなら家族カードを使うと、カード会社からすぐに夫にメールがいくシステムになっているからです。

スーパーで4000円使ったとカード会社から夫に通知メールが行くと、夫からTさんあてにすぐLINEが入りレシートの詳細を添付しろと要求されたそうです。

 

「その明細を見て『これは必要ない』『これは先週も買った』など細かい指摘が入り、『今月は残金3万5000円。それ以上絶対に超えないように』とコメントがくるのです」

 

以前子ども達の服を購入して、月の限度額5万円を超えた時のことです。

 

「帰宅早々、夫は私に『お前は金を使うことしか考えていない』『なんで無駄使いをしたんだ』と怒鳴りつけてきました。
『そこに座れ』と私を正座させ、『お前は金の使い方が荒すぎる。それは金を稼いでいる俺に対しての感謝がないからだ』と淡々と私に言い続けるのです。
『あなたにはいつも感謝しています』と言っても、『感謝がないから俺の金を使いまくるんだ。カードだからって使っていいと思うなよ。使っていいのは5万だけだって言ってるよな!』と夜中に3時間も私を責め続けました」

 

こんなことを言われるのなら、カードは5万円以上絶対に使わないとTさんは心に決めたそうです。

 

 

 

▶続きの「後編」を読む

【後編】経済的DVのモラハラ夫。「もう生活できない」と離婚を突きつけた結果、まさかの裏切りが判明!

1 2

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク