イチロー夫人、弓子さんが女子アナ時代に示した「控えめ」だけど最強の攻め(後編)
その時に、弓子夫人はイチロー宅に電話して、留守電に「バッカみたい」と入れておいたそうなのです。こんな情報、誰から聞いたん?と思いますが、この話が本当だと仮定して考えた場合、これこそ「控えめ」なアプローチだと思うのです。だって、こういうふうに電話をした場合、相手のことがよっぽど嫌いでなければ、連絡をするきっかけになりうるから。葉月里緒菜とデートしていたということは、この時点では弓子夫人は特別な存在ではなく、単なる「仕事を一緒にした仲間」です。しかし、この「バッカみたい」電話で、弓子夫人は「知り合いのうちの一人」から見事に抜け出したと言えるわけです。相手の弱っている時を見計らって、電話一本で相手をしとめるなんて、どれだけ凄腕の狙撃犯でしょうか。
念のため申し添えますが、私は「やっぱり女子アナって腹黒いよね」と言いたいのではないのです。むしろ逆で、女子アナだって、頑張ってるんだぞと言いたいのです。
たとえば、離婚はしてしまいましたが、元フジテレビ・河野景子アナウンサーとて、一緒。大関(当時)・貴乃花と九州での食事会で知り合った二人ですが、河野アナから「東京でも会いませんか?」と誘ったそうです。女子アナとて、フツウに生活していたら、パートナーは見つからないのです。30歳を過ぎていた弓子夫人とケイコが、果敢に攻めたからこそ、結婚したのではないでしょうか。
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