
「年下の不倫相手」がいても孤独…。40代女性がハマる偽物の愛【不倫の清算・リバイバル12】(後編)
罪悪感がないことへの違和感
E子は、手にしたコーヒーの湯気を見つめながら
「もう10年もオトコと寝てないから、怖いなぁ」
と言った。
年下の彼とは、現在はふたりでランチに行く関係で留まっている。E子が「社長夫人」だと知ってからも、彼はまったく態度を変えなかった。
「今日のお昼も会うんだけどね、あそこの料亭で食べたいって言うから予約してるの。お金? まさか、もちろん割り勘よ」
彼の話になると、E子の顔は明るさを取り戻す。それは、忘れていた「オンナとしての自分」が蘇ったような力強さを感じさせる。
朝の短い逢瀬を繰り返すうちに親しくなり、連絡先を交換して個人的な時間を持つようになってから、「もっと仲良くなりたい」とE子は彼に言われていた。それが何を意味するか、E子自身も理解しているが、それでも彼と会うのをやめようとは思わない。
彼はE子に「大人っぽい女性が好みなんです」と語った。好きになる女性はいつも自分より年上。朝、ファーストフード店で無心にご飯を食べるE子の姿に惹かれた、と正直に話したそうだ。
一方的に手を出してくるような雰囲気はなく、どこまでも「ひとりの女性」として扱ってくれる彼に、E子の心は大きく傾いていた。
▶一線を超えるのは時間の問題だが…
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