「せきじゃく」ではありません。「寂寥」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「寂寥」です。
「寂寥」の読み方は?
「寂」は「寂しい」などでお馴染みの漢字ですが、「寥」はあまり見かけませんよね。「せきじゃく」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。また「せきばく」と読んだ人もいるかもしれませんが、「せきばく」は「寂寞・寂漠」と書き表します。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「せきりょう」です。
「寂寥」とは
心が満ち足りず、もの寂しいこと。ひっそりとしてもの寂しいさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「寥」という字も「寂」と同じく、さびしい、むなしい、しずかといった意味があります。
「寂寥」の読めそうで読めない類語表現
日常生活で「寂寥」という表現を聞く機会は少ないかもしれませんが、その類語表現の中には「寂しい」や「手持ち無沙汰」「退屈」「持て余す」「ひま」「閑散」など聞き馴染みのある表現もあります。
一方で、読めそうで読めない類語表現ももちろんあります。以下の言葉をなんと読むか知っていますか?
- 徒然
- 蕭然
- 蕭蕭
- 無聊
徒然には2つ読み方があります。「枕草子」と並ぶ随筆文学の傑作に「徒然草」があります。「〜草」とつくだけで読みやすくなりますね。
正解は……
- つれづれ・とぜん
- しょうぜん
- しょうしょう
- ぶりょう
です。
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