クラブママが斬る!40代女性の痛~いお酒の呑み方ワースト4
たった一度のあやまちで、社会的信用も人間関係も失ってしまう。それが酒席でのトラブルです。ほんの一杯のつもりが、杯を重ねるうちに泥酔。やがて、取り返しのつかない事態に。今回は、オトナ女性の酔っ払い事情&失敗しないための回避策を、クラブママ歴10年の筆者がお伝えします。
ワースト4位は「絡み酒・愚痴り酒」
いますよね、酔うほどに理性が崩れ、感情をダダ漏れさせる人。会社への不満、上司や同僚の愚痴、ネガティブワードのオンパレード。お付き合いで話を聞き、なだめても、かえって火に油を注ぐようなもの。愚痴と不満と暴言の嵐で周囲を巻きこみ、時間とエネルギーを消耗させてしまうのです。翌日、出勤すると「昨夜、ご迷惑かけましたっけ?」とあっけらかん。すっかり忘れているとは、なんて始末が悪いのでしょう。ただ、このタイプは、普段から「優しく、いい人」と評判なのも事実。日々の不満に蓋をして溜めこみ、常識人を装っているため、酒でタガが外れたところで感情を爆発させてしまうのです。
自分がこのタイプだと思う人の回避策は、「不満は溜めこまず、小出しに!いい人を装うなら酒席まで!」。
ワースト3位!こじらせ女王「電話魔、メール魔、ツイート魔」
酔って人恋しくなり、ついスマホに手が伸びてしまう女性は多いもの。会社の同僚、女友達、はたまた元カレなどなど、相手の都合など考えず、手あたり次第電話をかけ、メールを送り、迷惑ツイートを繰り返してしまうのです。相手がスルーしようものなら逆上し、さらにこじらせてしまうという悪循環。
根底にあるのは「自分の存在を知ってほしい、認めてほしい」という自己承認欲求です。見方を変えれば、「無視されるのが一番許せない。こじらせて、私の存在を知らしめてやる」といった歪んだ自己愛もあるのです。触らぬ神に祟りなし。自分がこのタイプだと思う人の回避策は「呑んだら、スマホの電源はオフ」。
ワースト2位!意外に多い「色ボケ、色情女」
アルコールが入ると妙に色気づき、ここぞとばかりに男性にしなだれかかる、執拗なボディータッチを求め、果ては「帰りたくない」とごねる女性。意外に多いと男性陣は口をそろえます。
「据え膳くわぬは男の恥」かと思えば、「やたらと積極的な女は、あとが怖い」「恋人になっても、結局、他の男にも同じことするはず」「こういうタイプに限って『○○クンに口説かれちゃった』と事実を捻じ曲げる」と手厳しい返答。酔った勢いで肉体関係を持ち、結婚へと発展する可能性はゼロとは言えませんが、「貞操観念」「性的奔放さ」を男性はしっかり見ていることをお忘れなく。自分がこのタイプだと思う人の合言葉は、「モテる女は口が堅く、尻が重い」
ワースト1位!「聞いてビックリ、公共の場で脱ぐ女」
タクシー運転手さんに聞いた話ですが、近年は女性の泥酔客が増加。しかも乗車中、酔って自分の部屋と感違いしているのか、「暑~い」「苦しい~」と後部座席で服を脱ぎ、素っ裸になってしまうパターンがあるそう。そうなると、タクシーは即、もよりの交番か警察署へ。婦警さんが登場し、事情聴取へと突入。もちろん本名や勤務先もしっかり記録されます。
「びっくりだよ、ごく普通のOLが素っ裸になるんだもん、見てらんないね。娘には『酒には決して呑まれるな』って釘刺したよ」との言葉が印象的でした。自分がこのタイプだと思う人の合言葉は、「家に着くまでが呑み会です」。
元来、「酒は百薬の長」と言われますが、その薬がビジネスチャンスや人生をも壊す「毒」なる可能性もあります。何事もほどほどが肝心。楽しい酒席を心がけましょう。