
東京大学と日本大学、両方に通ってわかった! 2校のサークル事情の違い
ほとんど存在しない!? 日本大学のサークル
まず、日本大学は学部ごとにキャンパスが異なります。理工学部の1年生は千葉の船橋キャンパスに通い、2年生になるとお茶の水キャンパスに通います。
1年生の頃は、100人くらいいた友人のうちの一人だけバスケ部に入っていたけれど、他に部活やサークルに入っている人はいませんでした。
ちなみに、そいつはネズミ講もやっていて、そそのかされて組んだ学生ローンを返すため、必死にアルバイトをしていました。
ネズミ講の人間に騙されて山のような化粧品を買わされたクラスメイトはそいつ以外に二人いて、つまりぼくのまわりはサークルに入っている人間より、ネズミ講の集まりに参加している人間の方が多いような状態でした。
そもそも、当時の日大ではサークルの勧誘が行われていませんでした。立て看板もなかったし、ビラが撒かれているのも見かけなかったので、どんなサークルが存在するのかもわかりません。
大学生活を楽しむうえでサークルというのは多大な効果をもたらすと思うけれど、ぼくが知る限り日大理工学部にそのような思考はないようでした。
なお、学祭もありません。日大の附属だったぼくの高校ですら文化祭があったのに、大学にはそのような行事がなく、あまりに退屈だったので大学1年生のときには「大学やめようかな」とずっと思っていました。その後の、すばらしい友人との出会いがなかったら、退学していたと思います。
2年生になってから通ったお茶の水キャンパスには、ビルしかなく運動する場所がありません。
バスケ部の彼も部活を辞め、ネズミ講で作った借金を返すだけの人間になりました。
キャンパス内にはサークル活動などで使える部屋もなく、学生たちには無味乾燥な授業だけが与えられていました。これが当時のぼくにとっての日本大学理工学部のサークル事情です。
豊富な東京大学のサークル
まず、東京大学には3月末にオリエンテーションという行事があって、新入生は駒場キャンパス1号館の教室を移動して、さまざまな資料を受け取ります。最後の教室では自分のクラスの1学年上の先輩が待ち構えていて、入学前に行われる合宿の案内やクラスのグループLINEへの招待が行われます。
このように、学校と学生が協力し合って事務運営が行われるのが東大の特徴だと思います(あくまで、ぼくが通っていた当時の日大との比較なので、他の国立や早慶も同じようなことをしているかもしれません)。
さて、1号館を飛び出すと、オーケストラサークルの先輩に声をかけられます。
「楽器やってた?音楽興味ない?」
東大名物の「テント列」です。オリエンテーションを終えた新入生をサークルや部活の先輩たちが待ち構えていて、これでもかこれでもかと勧誘します。道の両側にテントが林立しているので「テント列」と言われています。
ここで自分が興味を持ったサークルの話を聞き、新歓行事の日程を聞くことができます。
どのようなサークルがあるかは、事前に調べることができます。なぜならば、サークルを一覧にした特設サイトがあるからです。
単語で検索もできるので、ぼくは「カレー」「書道」「ワイン」などの単語で下調べをしていました。なお、スパイス部と書道研究会はあるけれど、ワインサークルはありません。
▶つづきの【後編】へ
どんな種類のサークルが存在する 東大生でなくても東大のサークルには入れる!
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