「稼いでも貯金が貯まらない?」独身40代A子さん「なぜ…」と絶句せざるを得ない借金地獄の原因とは
職業柄、芸人以外のいろいろな職種の方と出会います。33歳のぼくより年上の人が多いけれど、男性だけでなく女性もいて、ぼくがお金関係の執筆や講演をしていると話すと、もれなく「貯金が全然できないの」とか「今年から確定告するんだけど、税金のことなにも分からない」と弱い部分を見せてくださいます。
可愛らしいなと思いつつ、仕事を頑張っている40代女性は、概ね同じ悩みを抱えているのだなと気づきました。今回は、そのうちの一人に話を聞き、どのような生活と体験が、貯金のない人生を形成したのかを考えたいと思います。
(本記事は2019年2月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
独身40代A子さんの話
独身のまま40歳を超え、職場で順調にキャリアを積み重ねるA子さんは、大学卒業後に今の職に着いたそうです。会社は2度ほど変えましたが、業種はずっと同じテレビ関係です。
仕事は忙しく、時勢の影響で残業が厳しく規制されるまでは、数日間職場に泊まり込むこともよくありました。過酷な労働環境の中で彼氏ができても、忙しさのためあまり会えず、長く続きません。仕事のストレスと寂しさから、給与のほとんどを買い物につぎ込むようになりました。
旅行に行ったり、友人と飲みに行ったり、映画館や美術館に行ったりしたいと思うこともありましたが、仕事の予定も不規則で長い休みもなく、少し空き時間があってもたまにはゆっくりしたいと家でゴロゴロ、遊びらしい遊びはしていませんでした。
そうした生活を続けるうちに、少しでも時間ができたら渋谷や新宿、銀座に出向き、洋服や鞄、靴を買ってストレスを発散するのが常態化しました。そんな生活を続けていると、初めは抵抗があったけれど、現金ではなくカードで買い物をすることが徐々に多くなります。
クレジットカードでの支払いに難色を示す人は一定数います。しかし、ポイントや優待、インターネット取引をきっかけにカードを作ると、その便利さから頻繁に使用するようになることも少なくありません。
これこそが、終わりの始まり
カードで買い物をするようになると、その月にいくら使ったのかが曖昧になります。A子さんは、月給より多くの金額を洋服などに使い、支払いが不可能だと判断すれば、支払回数を増やして負債を増やしていきました。そのうち、ダメだと解ってはいたけれどリボ払いに手を出し、より支払いを遅らせていきます。
リボ払いは、毎月の返済額を固定する制度です。15万円分の買い物をしても、リボの設定額を3万円にすれば、毎月3万円ずつしか口座から引き落とされません。それ以外にも買い物をすれば、その分どんどん負債が増えていきます。
限度額に至るまでずっと買い物を続け、いつしか100万円とか150万円といった、ボーナスでも返しきれない金額になる方もいます。A子さんも、カードの未払いが100万円を超えました。しかし、貯金も100万円くらいあったそうです。だったら、利息の高いクレジットカードの未払いを解消したほうが良いと誰もが思うでしょう。しかし、「貯金がなくなるのが怖かったの」と貯金を未払いに充てることはありませんでした。
リボの利息が高いと分かっていても、なぜか損する方を選んでしまう。トータルでは損だと解っていても、目先のお金の動きを優先してしまう。これは人間の代表的な不合理性として行動経済学でよく取り沙汰されています。
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