「たださつ」ではありません。「正札」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「正札」です。
「正札」の読み方は?
「正」と「札」は日常生活でもよく見かける漢字です。とはいえ、それぞれにさまざまな読み方がある分、どの読み方とどの読み方を組み合わせればよいか戸惑った方は少なくないはずです。
そして、そもそも「正札」とは何を意味するのか疑問に思った方もいることでしょう。
まずは正解を見ていきます。
正解は……
「しょうふだ」です。
「正札」とは
掛け値なしの値段を書いて、商品につけた札。また、その値段。
出典:ショウふだ|言葉|漢字ペディア
という意味です。
類語表現には「正価」があります。この読み方にも注意が必要です。こちらの読み方は「しょうか」ではなく「せいか」です。「正価」もまた「掛け値なしの値段」を指します(出典:セイカ|言葉|漢字ペディア)。
では「正に」はなんと読む!?
では、ここでもう一問。「正に」はなんと読むでしょうか。
「正札」や「正価」では「正」を「しょう」「せい」と読みますが、「正に」の読み方は「しょうに」「せいに」ではありません。また「正しい」の読み方から推測して「ただに」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらこれも不正解。
正解は……
「まさに」です。
「正」は音読みで「セイ・ショウ」、訓読みで「ただ(しい)・ただ(す)・まさ」と読みます。
「正に(まさに)」は
①確かに。まさしく。
②ちょうど今。出典:まさ-に|言葉|漢字ペディア
という意味です。
また文中に「正しく」とあった時、「ただしく」と読むこともできますが、「確かに。まちがいなく」を意味する「まさしく」とも読むことができます。一般的には「まさに」「まさしく」とひらがなで表されていることが多い印象ですが、ぜひ覚えておいてください。
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