
「くちぶつ」ではありません。「口吻」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「口吻」です。
「口吻」の読み方は?
「吻」はどこかで見たことがありそうで、でもなんと読めばよいか自信がない……そんな漢字なのではないでしょうか。「物」と共通する部分があることから、「物」の読み方から推測して「口吻」を「くちぶつ」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「こうふん」です。
「口吻」とは
口先。口もと。転じて、物の言い方。話し方。口ぶり。
出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「吻」という漢字自体に
①くちびる。くちさき。
②くちぶり。ことばつき。出典:吻|漢字一字|漢字ペディア
という意味があり、音読み「フン」の他、訓読みで「くちびる・くちさき」と読みます。
「口」がつく読めそうで読めない言葉
「吻」と同じく、「口」の読み方にはそこまで多くなく、複雑に感じられるものはありません。「口」は音読みで「コウ・ク」、訓読みで「くち」と読みます。とはいえ、「口」がつく言葉をあらかじめ知っていないと「あれ、これってなんて読むの!?」と戸惑うことがあるはずです。
たとえば、以下の「口」がつく言葉をあなたはいくつ読めますか?
- 口舌
- 口授
- 口伝
- 口重
「口舌」の読み方は「くちした」ではありませんよ。「口伝」や「口重」は思わず「こうでん」や「こうじゅう」「くじゅう」と読みたくなるところですが、それは不正解。
正解は……
- くぜつ
- くじゅ・こうじゅ
- くでん
- くちおも
です。
それぞれの意味ですが、「口舌」は
①口論。言い争い。痴話げんか。
②口先だけのセリフ。弁舌。出典:クゼツ|言葉|漢字ペディア
という意味です。①を表す場合には、「口説」とも書き、「クゼチ」とも読みます。②は「コウゼツ」とも読みます。
「口授」と「口伝」は口で伝え、教え授けることを表します。
「口重」は
①軽々しくしゃべらないこと。口数の少ないさま。無口。
②すらすらとしゃべることができないさま。出典:くちおも|言葉|漢字ペディア
という意味です。
参考文献:口|漢字一字|漢字ペディア
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