これ、何と読む!?「今是昨非」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「今是昨非」です。
「今是昨非」の読み方は?
「今是昨非」はあまり見慣れない言葉なのではないでしょうか。私は初めてこの言葉を見た時「いま、それ、さく、ひ」と読んでしまいました。もちろん、これは間違いです。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「こんぜさくひ」です。
「今是昨非」とは
今、昨日までの過ちに気づくこと。今までの過ちを悟って悔いる語。今日は正しくて昨日までは誤っている意から。
出典:三省堂 新明解四字熟語辞典
という意味です。「是」は正しいを、「非」は誤りを意味します。
日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」にこの言葉の由来が以下のように記されています。
中国、宋代の詩人、陶潜(トウセン)(淵明(エンメイ))が、官を辞して田園に帰った折に作った「帰去来(キキョライ)の辞」の一節「今の是にして昨の非なりしを覚(さと)る」から。
引用元:コンゼサクヒ|言葉|漢字ペディア
「今是昨非」は「昨非今是(さくひこんぜ)」とも表します。
「今」がつく読めそうで読めない言葉
「今」は音読みで「コン・キン」、訓読みで「いま」と読みます。読み方はとてもシンプルですが、日常生活において「今(いま)」と読む機会が多く感じられる分、「今」がつくいくつかの言葉を見た時に「あれ、なんて読むんだっけ」と戸惑う人は少なくないはずです。
以下の「今」がつく言葉、あなたはいくつ読めますか?
- 今際
- 今次
- 今昔
- 今生
- 今宵
「今宵」のみ、「今」の音読みでも訓読みでもない読み方をします。「今次」「今昔」を「いまつぎ」「いまむかし」と呼んではいけませんよ……!
正解は……
- いまわ
- こんじ
- こんじゃく
- こんじょう
- こよい
です。
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