モラハラ夫は何でも人のせいにする!絶対に自分は正しいと信じて疑わないから、まったく会話が成立しない。休日のたびに妻に降りかかる悲劇
モラハラ夫は自分の言う事がいつも正しいと信じ、何かあると全て妻のせいにする
Y子さんの夫は結婚前から自信に満ち溢れている男性だったそうです。頼りになる男性とY子さんの目には映っていました。いつも自分の意見が絶対に正しいという自信たっぷりで、自分の意見を全て通す人だったそうです。Y子さんはそれをおかしいと思わずに、決断力のある頼れる人だと勘違いしていたといいます。
『夫の言うことに納得がいかないこともありましたが、夫に逆らうと機嫌が悪くなる上に理詰めで攻めてくるので、反論すると言う気持ちもしだいになくなっていました。
でも結婚後、子どもが産まれてからは状況が変わりました。休日のドライブで夫の行きたい場所が遠すぎると、子どもが長時間のドライブに飽きてしまうので、夫の意見に対して私も口を挟むようになりました。
いつも通り、その日の予定を私に相談することもなく夫は「今日は隣の県の道の駅まで買い物に行くぞ」と独断で決定していました。そこまで行くのには2時間はかかる遠距離だし、子どもがぐずるのは目に見えていました。
さすがに「そこは遠いからもう少し近いこっちの道の駅に行きたいな」と提案してみたんです。すると、夫はギロっと私を睨み「俺の言う事が聞けないのか」と大きな声で怒鳴りました。「行きたくないんじゃなくて、子どもがグズるから近いほうがいいかなと思っただけなの」と、いくら理由を言っても「俺の決めたことに反対したってこと、よく覚えておけ」と夫は吐き捨てるように言って、私の話なんて聞いてくれません』
モラハラ夫は「どうしたい?」「どこ行きたい?」と相談することはなく、全て自分が考えたことが決定事項なのです。自分が決めたことに対して、逆らうことは許しません。とにかく自己中心的なので、自分の思うように話を進め、自分の都合の良いように問題を理解するのです。
渋滞まで妻のせいにするモラハラ夫
Y子さんは夫の決めた通り、2時間かかる道の駅に出発しました。子どもがグズらないようにと、お菓子、飲み物、車中で見られるDVD、おもちゃなどの準備をして後部座席に乗り込みました。
夫はY子さんが一度逆らったことを根に持ち、不機嫌な表情で運転をスタートさせました。夫は休憩せずに一気に目的地に向かう予定でしたが、さすがに子どこ達も飽きてくるし、トイレにも行きたいのでドライブインで休憩をしてもらったそうです。
『夫に「運転お疲れ様」とコーヒーを差し出しても、自分の予定した時間通りに進まないことにイライラしている様子でした。「早く子ども達を車に乗せてよ。時間が押してるから」と夫が言いますが、子ども達は窮屈な車内から屋外に出られたことが嬉しかったのか、走り回っています。やっとの思いで車に乗せ、夫の予定より30分遅れて出発しました。
休日は渋滞がつきもの、それは分かりきっています。でも渋滞に巻き込まれた夫はイライラして「お前が朝もっと早く出かける準備をしていなかったから渋滞になった」「だからトイレ休憩なんてしなくてよかったんだ」「お前のせいでこうなった」と、渋滞は全て私のせいだとあたりまくるのです。
狭い車内で夫のイライラした空気で子ども達は泣き出してしまい、更に夫の機嫌は悪くなっていきました』
モラハラ夫、は自分の非を認めないだけでなく、原因を他人のせいにします。たとえば、妻との約束に遅刻しても「仕事が忙しかった」「電車が遅れた」「こんな忙しい日に待ち合わせをするのが悪い」などの言い訳をして、絶対に自分が悪いとは認めません。謝ったとしても心から悪いとは微塵も思っていないので、その後に更に言い訳と責任転嫁で妻が原因というように話を持っていきます。
日頃から夫に全てお前のせいだと言われ続けていると、妻は反論する気もなくなっていきます。いくら正論を夫に言ったとしても「頭の悪いくせに何言ってるんだ」と完全否定され、夫が自分都合で思っているモラ正論で論破してくるのです。
その論破するときのモラ夫の顔は、傲慢で顎を上に向け完全に妻を見下した表情をします。でも、モラハラ夫の論じる正論をよくよく聞いてみると、意味不明なことが多く、ツッコミどころが満載なのです。ただ自分は正しい、自分が正義と言いたいだけなので事実を捻じ曲げ、有る事無い事が混ざっている事が多くあります。
つづき▶【後編】では、渋滞でイライラが頂点に達した車内で、夫が発した言葉とは? 別の休日に新たなモラハラが炸裂する事件が勃発!__ ▶ ▶ ▶ ▶ ▶
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