「DV体質」の人が怒鳴り散らす【6つの理由】。妻が自分へのモラハラ以上に、どうしても耐えられなった夫の態度とは

2024.03.15 LIFE

モラハラ夫の態度に気がついたが離婚する勇気を持てなかった

Sさんの夫は、年齢にあった役職にもつき、部下が数人いる中小企業に務めるごく普通の会社員です。Sさんは自分に対してのモラハラにも悩み続けていますが、夫が飲食店のスタッフや店の店員、営業電話などに対する態度が酷過ぎて、その声を聞くたびに辛くなってしまう。普通に生活していても突然胸がギュッとするようになったとご相談にいらしてくださいました。

 

『夫のモラハラは結婚した途端に始まりました。とにかく私を否定する、お前なんて役に立たないなど人格全てを否定する暴言、私が言い返すと無視を何日も続ける、そんなことが始まりました』

夫の性格が結婚前とガラリと変わったことに驚いたSさんは、ネットで色々と調べた結果「モラルハラスメント」だということがわかりました。この時すぐに離婚を考えればよかったものの、盛大な結婚式を挙げたのにすぐ離婚するのはカッコ悪いという世間体、そして「夫は治ってくれる」「いつか優しい人に戻ってくれる」という考えからSさんは離婚を選ぶことはできなかったそうです。

 

結婚後にモラハラだとわかり、両親に相談をしても「あなたの気のせい」「離婚は世間体があるからやめて」と言われ離婚を決断できない方が多くいます。
友達に相談をしても「サービス期間が終了しただけ」「離婚は面倒よ」とやはり離婚せずに今の状況で我慢することを勧められるそうです。

モラハラを知らない方にからすると、夫が怒ると言ってもちょっと機嫌が悪い時があるくらいにしか思えないのでしょう。モラハラの悩みは、モラハラの状況を理解できる友人やカウンセラーに話すことをお勧めします。離婚を選ぶのも選ばないのもご本人の決めることですが、相談をしてそれを理解してもらえずさらに傷つく“相談2次被害”は避けて欲しいものです。

 

 

モラハラ夫は自分より下だと思った人の前では異常に威張り散らす

夫と2人でSさんが居酒屋に行ったときのことです。その居酒屋では新人バイトらしい若い子が数人働いていました。慣れないながらも一生懸命働く姿にSさんは好感を持っていたのですが、夫は全く違っていたそうです。

「一体何分待たせれば気が済むんだ!こっちのテーブルの方がオーダーが早いのに、先に向こうのテーブルに出してるよな!」若いスタッフを呼び止め、いきなり大声で怒鳴り出したんだとか。
「すいません、すぐお出しします。」若いスタッフは平謝りで厨房に戻り、オーダーした品をテーブルまで持ってきました。

『注文したものを持ってきてくれればもういいじゃないですか? それなのに夫は「すぐできるのに、なんでそれができないんだ!」と怒鳴り続けます。店長らしき方が来て「失礼しました。他にお待たせしている品はありますか?」と間に入ってくれましたが、夫の怒りはまだ続いていました』

 

この言動はモラハラの人にはよくあることです。モラハラ夫は、自分が一番でないと気が済まないという性質があります。ですから自分が後回しにされたことに怒りを感じたのです。ただの一見の客なのに、いかにも常連を気取り特別扱いを求めます。でもお店側からしたら、常連ではないその人を常連と同じ扱いなんてしません。いくら自分では特別だと思っていても、周りはそう認めません。そこで怒り、怒鳴り、自分のことを特別扱いさせようとするのです。でもこんな態度が通じるはずありません。それをわかっていないのはモラハラ夫だけなのです。よくレストランなどで店員相手に威張り散らしている人は、モラハラの可能性が高いと思います。

 

夫はお店での態度もそうですが、電話営業の人への態度もヒドんだとか。携帯に電話がかかってくると「もしもし」ととても低い不機嫌さ丸出しの声で電話に出ますが、仕事関係やお客さんだとわかると声も態度もころっと変わるそうです。「風邪気味なので声が変で失礼いたしました。どうしましたか?」3オクターブほど声があがり、電話をしながら姿勢も良くなりぺこぺこしているんだとか。

でもその電話が営業電話だったら「この番号をどこで知ったんだ!お前となんて話す必要ない!2度とかけてくるな!」と怒鳴り散らして電話をガチャ切り。

『その怒鳴り声を聞くたびに、心臓がギュッとしてしまうのです。』
とSさんは悲痛な表情です。

 

モラハラ夫は、とにかく怒鳴りまくります。なぜ怒鳴るのかその理由は

1.プライドが高く自分が正しいと思い込んでいる2..仕事のストレスが溜まっている

2.人をコントロールしたい

3.本当は弱い自分を怒鳴ることで隠す

4.自分の能力を認めて欲しい

5.自分の考えを通したい

6.怒鳴ることで優位に立ちたい

などがあります。

モラハラ夫が自分の弱さを隠すのも、プライドが高いのも自分1人で思っている分には関係ありませんが、周りの人に迷惑をかけることは人としてあってはならないことです。
本当に優れた人は、怒りで相手を自分の思い通りに動かしたり、脅迫のようなことはしません。このようなことも含め、モラハラ夫には常識がないことがわかります。

 

 

【前編】ではモラハラ夫が、外食先の店舗スタッフや電話セールスなど、とにかく横柄で威張り散らす日常についてお伝えしました。

▶つづきの【後編】では、どうしてモラハラ夫は見栄を張ったり、噓をつくのか? 目上のものには媚びへつらう夫の二面性については治るのか? Sさんは結婚を継続させるのか?についてお送ります。__▶▶▶▶▶

 

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