お腹すっきり「きのこ菌活」!包丁いらずのラクうまレシピ
ここ数年ですっかり定着した感のある菌活。中でもきのこは、ローカロリーで食物繊維豊富な食材として注目されています。今回はそんな菌活を代表するきのこをつかったお手軽なレシピをご紹介。もりもり食べても罪悪感なし!旬のきのこレシピで、おなかすっきり美人を目指しましょう。
きれいな人はもうはじめている!菌活
菌活とは、さまざまな体によい菌を積極的に取り入れ、体の中から美容と健康を目指しきれいを目指すというもの。体によい菌は、整腸作用、美肌効果、アンチエイジング、疲労回復、血液サラサラなどの効果が期待できます。では、人間の体によい菌とはどんなものがあるのか以下にまとめてみました。
【体によいとされる菌と代表的な食品】
乳酸菌:ヨーグルト、チーズ、キムチ、ぬか漬けなど
納豆菌:納豆
酵母菌:ビール、ワイン、パン、醤油等
酢酸菌:酢、フルーツビネガー、ナタ・デ・ココ
麹菌 :味噌、醤油、甘酒等
これらは発酵食品とまとめて呼ばれることも多く、古来より日本人が培ってきた食文化でもあります。それに加えて近年の発酵ブームにもあやかり、再び注目されるようになりました。昔ながらの味噌、醤油、酢に加えて、近年では麹をつかった塩麹や醤油麹といった調味料や、今やコンビニエンスストアでも手軽に手に入る甘酒ドリンクなど、姿・形を変えつつ、私たちの日常の中にも身近に手に入る存在になっています。
きのこでお手軽に菌活
そんな菌活ブームの中で忘れてはならない食材があります。それは、きのこ。
きのこは菌類に属し、食物繊維が豊富なことで知られています。しかも、水溶性食物繊維と不溶性の食物繊維両方を含むため、便秘に悩む女性には強い味方です。また、きのこの成分は水分がほとんどであり、脂質が少ないためカロリーが低いことでも知られています。短時間で加熱すれば、独特のコリコリとした食感とあいまって、ダイエット中の女性でも安心して食べることができます。きのこをおいしくいただくための料理のコツについて下記にまとめました。
<きのこをおいしくいただくための料理のコツ>
・洗わない
きのこは洗わずにつかいましょう。水で洗い流してしまうと、きのこの旨味成分であるグアニル酸が流出することに。汚れが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで軽くふき取りましょう。
・水分に注意
きのこを料理する際には、水分がポイントとなります。最初から弱火で加熱してしまうときのこの水分でお料理自体が水っぽくなってしまいます。最初は中~強火で加熱し、ある程度水分ができったところで塩をして、程よく歯ごたえのある食感を残して調理するとよいでしょう。また、ゆでるよりは、電子レンジで加熱するなど、水分と一緒に栄養成分まで逃さないように気をつけましょう。
・余ったら冷凍保存
意外におもわれるかもしれませんが、きのこは冷凍可能な食品です。使い残したきのこはいしづきをとって小房に分け、ラップに包み冷凍しましょう。味噌汁やスープなどの具に、冷凍庫から出してそのままお鍋にいれれば上手に解凍できます。
包丁いらずでできる「きのこの豚肉巻き蒸し」
夜遅い時間でも、包丁いらずでできる簡単「きのこの豚肉巻き蒸し」をご紹介します。
「きのこの豚肉巻き蒸し」
【分量】2人分
ぶなしめじ 80g
豚ロース薄切り肉 160g
人参 40g
ズッキーニ 40g
酒 大さじ2
塩 少々
A
黒酢 大さじ2
きび砂糖 大さじ1
醤油 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
白すり胡麻 小さじ1
【作り方】
1 ぶなしめじは小房にわける。人参、ズッキーニはピーラーでリボン状に削る。
2 豚ロース薄切り肉をひろげ、塩少々をふって、ぶなしめじを端にのせ丸める。
3 鍋に人参、ズッキーニを広げ、2をのせ、酒をふり蓋をして中火で8分加熱する。
4 器に盛り、Aを混ぜてまわしかけ、白すり胡麻をふる。
きのこは加熱時間も短く、包丁をつかわなくても手で小房に分けられるところも忙しい40代独女にうれしいポイントです。ぶなしめじ以外にも、マイタケやブナピーなどお好みのきのこを巻いてつくってみてください。
旬のきのこでおなかすっきり美人に
何か特別なことをしなくても身近なきのこなら、お手軽に菌活をはじめられそう。きのこにプラスして、味噌や甘酒など調味料にも菌活によいものを選ぶとさらに効果が期待できます。
きのこの旬は秋。食欲の秋にはうれしいヘルシーなきのこをもりもり食べて、こっそりおなかのなかからすっきりきれいになりましょう。
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