ハイスぺ女性が思い知った「現実の残酷さ」。超高級タワマン上司との恋の末路は?【エリート銀行員たちの不倫事情】後編

2024.01.27 LOVE

いよいよ寝室へ。しかし、そこで見たものは……

『いつも物欲しそうに僕を見ていたのは、気づいていました』
清人さんは、いつもと変わらない口調で、淡々と続けます。

 

『僕とこうして二人きりになるのを、お望みだったんじゃないですか?』

 

早苗さんは、勇気を出して言いました。

『あ、あの大量のホラー映画は何なんですか?』

 

『あれですか……』

無表情の中に、少し気まずそうな色が浮かびました。

『あれは、前の職場の後輩が、大量に送りつけてきたんですよ』
どうやら、後輩が同棲相手から「こんなもん置くな!」と怒られたことがきっかけだったそうです。

 

「俺には捨てられないから、持っていてください。次長の家広いでしょう」と言われたとのこと。

早苗さんは、それを聞いて安堵しました。そのまま彼と抱き合い、無言でキスをして、ベッドに倒れ込みました。

しかし清人さんのものを見た時、早苗さんは、ホラー映画以上の恐怖に襲われることになったのです。

 

「彼女を襲った恐怖。二人の末路は?」

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