ハイスぺ女性が思い知った「現実の残酷さ」。超高級タワマン上司との恋の末路は?【エリート銀行員たちの不倫事情】後編
彼女を襲った恐怖。二人の末路は?
「次長のものは、とんでもなく大きかったんです。男性向けの作品では、男性器が大きいほど、女性は喜ぶ描写がされがちでが、そんなことないですよね。ただ痛いだけだし、それこそ『普通が一番』なんですよ」
清人さんも、自分のものが大きすぎることを気にしているようでした。
「彼は痛くないように、優しく愛撫してくれてました。だいぶ濡れてはいたんですけど、やっぱり挿れられると、かなり痛かったです」
行為を終えてリビングに戻ると、東京の夜景が綺麗に輝いていました。そこだけが非日常のようで、キラキラと輝いています。
「彼とまたしたいとは、思わないです。気持ちよくなかったわけじゃないけど、痛みの方が大きくて」
帰り際、玄関へ続く廊下を歩いていると、寝室のドアが少し開いたままになっていました。
「最初に寝室に入った時、電気は消えていたんです今は廊下の明かりのおかげで、枕カバーの柄まで、はっきりよく見えました」
枕カバーは、茶色と黄色の水玉模様。いかにもニトリで買ったような、普通すぎる枕カバーでした。
「ちょっとダサくて、なんだか笑えてきちゃいました。やっぱり次長も私も、普通のままが一番です。『普通じゃないこと』をしてみたおかげで、気付くことができました」
早苗さんは足取り軽く、家に帰って行きました。都心でもないタワマンでもない、郊外の愛すべき『普通』の我が家に戻るために。
彼女が『普通』を手放そうと思ったきっかけは▶「『普通が一番』ハイスぺ女性が思い知った理由。上司との恋の末路は?【エリート銀行員たちの不倫事情】前編」
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