どう頑張っても「子どもと生き別れの状態」が続く。それでも前を向く47歳主婦の葛藤
つらい日々の中で、これまでの自分に「足りなかったもの」を振り返る
つらくて、どうしようもなくて、この地獄から抜け出す手立てが何かないかと、茉莉子さんはもがいた。ネットなどで情報収集し、同じ立場の仲間を見つけた。カウンセリングの場にも出かけた。さまざまな会合にも顔を出した。たくさんの人の話を聞くなかで、茉莉子さんの中にひとつの覚悟が生まれた。
「私はこれまでずっと誰かに依存して生きてきました。でも、ここからは自立しよう、自分の人生を生きていこう、と決めたんです。いつ子どもたちが私の元に帰ってきてもいいように。子どもたちの誇れる母親であるように。そして再会できたとき、すてきなママだ、と思ってもらいたい」
そこでまず、仕事探しから始めることにした。これまで10数年も専業主婦でいた茉莉子さんが、40も半ばになって自活できるだけの仕事を見つけるのは大変なことだった。まずはパートから始め、少しずつ社会で働くことに慣れていった。
「夫は、私が泣いて実家を頼ると思っていたでしょうね。でも、私はどうしてもそれがいやだった」
おっとりとした風情とは裏腹に、意外と勝気な茉莉子さんなのである。夫は、茉莉子さんの芯の強さに気づかなかった。いや、気づいていたからこそ、先手を打って子どもを連れ去ったのかもしれない。
ようやく就職が決まり、茉莉子さんは自力で部屋を借りた。悩んだ末、離婚にも応じることにした。子どもと暮らしている夫側に親権が認められ、離婚が成立した。
「親権を失うのが怖かったけれど、親権があっても子どもに会えていないのは変わらない。夫の希望を受け入れることで葛藤が下がり、子どもに会えるようになるのなら、離婚してもいいと思いました。実際は、離婚後も夫が頑なに拒否をするので、いまだ子どもたちに会えていないんですけれどね」
肝が据わったのか、このころから茉莉子さんの顔つきが変わってきた。大きく切れ長でエキゾチックな瞳に、自信がにじみ出ている。
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