
上司への「枕営業」で勝ち組になった40才。そんな彼女が辿った末路は…【エリート銀行員たちの不倫事情】後編
二人は乾杯をしました。『梓さんの、輝かしい未来に。乾杯』と賢一さんは言い、一口飲んでからダイニングテーブルにグラスを置きました。彼の目は、梓さんもグラスを置くように指示しているかのようです。それが合図のようなものでした。
寝室に行くのももどかしく、二人はそのままソファの上で求め合いました。手慣れた指の動きがたまらず、梓さんはすぐに達してしまいました。そして引き締まった部長の肉体が重なってきたのです。
衝撃の結末。全て手に入れたはずの彼女の末路は?
翌週、梓さんは融資部のデスクで、賢一さんに教えてもらったB社の稟議を否認しました。するとライバルの女性課長からすぐに電話がかかってきました。
『ねえ、お願い』と彼女は言います。『これに表彰がかかってるの。うちは二人とも私立中学に行ってて、まだまだこれからお金がかかるの。だから……』
梓さんは全て聞き終わる前に、言い放ちました。『私情は知りません。銀行は株主のものです。B社の実態把握をきちんとするまで、承認しませんから』と。
梓さんが電話を切ると、拍手が起こりました。融資部のメンバーたちです。他にも賢一さんから行為の後に教えてもらったC社の不良在庫、D社の経営者のコンプライアンス違反など、次々と稟議を否認していきました。梓さんの融資部内の評判は、A支店の女性課長と反対にうなぎ登りでした。
ある日、ライバルの女性課長が地方店へ左遷されたと耳にしました。「ざまあみろ」と梓さんは心の中で微笑みます。その日の夜、梓さんは賢一さんに飲みに誘われました。
思い上がった彼女の末路は 次ページ
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】