上司への「枕営業」で勝ち組になった40才。そんな彼女が辿った末路は…【エリート銀行員たちの不倫事情】後編

2024.03.10 LOVE

代官山のいつもの店で、『数日後、君の人事異動があるよ』と彼は言います。『ある店の次長だ。おめでとう』と。梓さんは嬉しくてたまりませんでした。同期では一番の出世です。その日も賢一さんの隠れ家に行き、今度は寝室でたっぷりと楽しみました。

 

しかし数日後、梓さんは辞令を聞いて耳を疑いました。彼女の配属される店は、あのA支店だったのです。

融資部での数々の指摘事項が認められ、「じゃあ実際に彼女を配属させればどうか」という声が各方面からあったとのこと。本部でのキャリアを積んできた梓さんにとって、畑違いの営業店です。しかもA支店には彼女がつけた「要報告」稟議が多々あります。

 

前途多難。暗澹とした気持ちを抱えてデスクに座り、パソコンを開くと、一通のメールが届いていました。

それはライバルの女性課長からで「お手並み、拝見」とだけ書かれていました。

 

<<この記事の前編:銀行人事の闇。副部長と寝て、ライバルを蹴落とした女性行員の末路【エリート銀行員たちの不倫事情】前編

 

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