上司に媚びてばかりの働かない後輩。仕事の指導をしたら「お局のいじめ」扱い!職場の人間関係にストレスMAXな42歳
結婚後も、キャリアを捨てきれず仕事を続けることに
東京都に住む早苗さん(仮名・42歳/会社員)は、大手企業に勤める会社員です。2才年上の夫、10歳の長女にも恵まれ、家族の仲は大変良好とのことです。
早苗さんは、結婚した時や子どもが産まれた時に「仕事を辞めよう」と考えたこともありました。ただ仕事を辞めた場合、再就職しようとしても今の職場よりも条件が悪い会社へ行く可能性が高いと感じたため、なかなか踏ん切りがつかなかったそうです。早苗さんが働く職場は、名の知れた大手企業。そのため、給料やボーナスも良く友達からも「羨ましい」と言われることもしばしば。
好条件の仕事を捨てることができなかった早苗さんは、子どもを保育園に預けて育児休業復帰したそうです。子どもと一緒に過ごす時間が減ったことに寂しさを感じることはあったものの、お金を稼いだ分だけ娘に習い事をさせることもできたので、後悔はしていないと早苗さんは語ります。
家族の仲は良好、キャリア構築も順調だった早苗さん。しかし、突然「目の上のたんこぶ的存在」が現れたのです。
それは、4年前に新卒で入社してきた後輩女性の存在でした。
突如現れた、生意気な後輩にモヤモヤ
後輩の女性は木村さんといって、サラサラのロングヘアーでやや古風な顔立ちの女性です。
若者受けするルックスではないものの、なぜか職場の40~60代の男性からの受けは良く、大して愛想がいい訳でもないのに「あの子はいい子」「気立てがいい」と評価も上々。早苗さんは不思議に思ってよく観察していると、木村さんは相手が男性だとジッと目を見て、ちょっと上目使いになって媚びるような態度を取っている様子。そんな彼女の仕草が、男性達の心を鷲掴みにしているようでした。
ただ、男性以外には愛想が悪かったため、女性社員からの評判は決して良くありませんでした。
木村さんは、早苗さんの部署に2年前に異動してきました。以前の部署でも、仕事に対してやる気があまり感じられなかったことから、社内では悪い評判が流れていました。そんなこともあって、長年キャリアを積んで業務経験のある早苗さんのところに異動になったのかもしれないと、もっぱらの噂です。
ある程度覚悟をしてはいたものの、その後輩の態度の悪さ、仕事のできなさ加減は、想像を上回るものでした。
仕事を真面目にしない後輩に、イライラが止まらない
早苗さんは木村さんに仕事を教えようとしたものの、「これは、どうしてやる必要があるんですか? 詳しく説明してもらえませんか?」と質問ばかりとんできて、話が前に進まなかったそうです。
かといって一生懸命説明しても「はい」だけと返事はするものの、表情には覇気が感じられません。おそらく、仕事に身が入っていないのでしょう。そこで、早苗さんは何度も木村さんに「ちゃんと話を聞いている? 一度説明したことは二度はしないから、ちゃんとメモを取って欲しい」と伝えたそうです。
しかし、木村さんはそんな早苗さんを鼻で笑って、メモをすることはなかったそうです。女性に対しては、どんな年上であれどこか横柄で大きな態度をとる木村さん。
早苗さんは「若いのに、どうして目上の人に失礼な態度が取れるんだろう?」と感じていましたが、その後「衝撃の事実」を同僚から聞くこととなったのです。
つづき▶【後編】では、同僚から聞いた後輩の秘密についてです。後輩の態度にイライラさせられっぱなしの早苗さん、これ以上の被害は受けずにすむのでしょうか?__▶▶▶▶▶
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