派遣先の上司と不倫。「どうしてこんなに苦しいの」33歳女性が抱えていたものは(後編)
相手にしか埋められない痛みがある
「え?」
急な変化に驚いて聞き返す。
「謝ってほしいですよ、やっぱり。嘘ついて都合よく扱って、私がどれだけつらかったかよくわかっていたくせに知らん顔して。謝罪してほしいですね」
由紀恵の強い語気には恨みが滲んでいた。そう思うのも無理はない、自分だけが男性の愛情を信じていて相手はそんな気持ちを知っていてなお弄ぶような対応を繰り返していたのだ。
「……」
受けた痛みは与えた相手によってしか修復はできない。だから謝罪がほしい、当時の自分について「悪かった」と認めてほしいと思う気持ちは理解できるが、それが到底かなわないであろうことも、現実だった。
「謝ってもらっても、新しい記憶ができるからなあ」
そう言うと、由紀恵ははっとしたように小さく息をのんだ。「新しい記憶」、それは関係が終わっているいま現在の互いの姿を自分のなかに残すことであり、たとえ直接会わないLINEのメッセージ一つであっても、存在に新鮮さを覚えるとそれがまた新しい感情を生む可能性は避けられなかった。
「……そうですね」
はあとため息をついて、由紀恵は
「どうやったら忘れられるんだろう」
とふたたび揺れる声でつぶやいた。
不毛な関係を忘れる方法は 次ページ
この記事は
恋愛相談家
ひろたかおり
【注目の記事】
- 40・50代の涙袋メイクの正解。セザンヌの660円のアイライナーで叶う若見えメイク→「オバサンでも自然に盛れる」「色が絶妙すぎる」
- 【大注目ですでに欠品中!?】セザンヌの名品で40代以上でも若者の「涙袋メイク」テクが真似できる!49歳美容のプロの結論
- 「40歳を過ぎたら健康への投資は惜しまない」着るだけの究極ながらケアにハマる46歳スタイリストの【リカバリーウェア着回し術】とは?
- 46歳スタイリストが感涙!「夜中に目が覚める」「寝てもコリがとれなくなった」私の心地よい睡眠環境をサポートする新習慣と推しリカバリーウェアとは?
- 「若作りが痛いオバサン顏」の原因は「黄みがかったブラウン眉」のせい?40・50代が買ってはいけないアイブロウアイテム
スポンサーリンク
スポンサーリンク














