上司に媚びてばかりの働かない後輩。仕事の指導をしたら「お局のいじめ」扱い！職場の人間関係にストレスMAXな42歳

同僚から聞いた「後輩の事実」にビックリ

それは、ある日のランチタイムのことでした。同僚の女性が「例の後輩、どんな感じ？」と、小声で聞いてきたのです。

そこで早苗さんは、正直に「それが、上手くいかないの」と相談。すると、同僚から信じられない話を聞いたのです。

なんとあの後輩は、前の部署で40代の上司に媚びまくって、かなり気に入られていたそうです。いつも上司に耳打ちして何かを約束している姿がたびたび目撃されていたので、職場では「不倫」が噂されていたそう。

木村さんは、上司には甘ったるい声で「何かお仕事あれば、手伝いますよぉ～」と言うのに、女性達にはシカト。そんな感じだったので、同じ部署の女性からかなり嫌われていたそうです。

上司もまんざらでもなかったのか、彼女には甘く、他の女性にはきつい対応をしてきたとか。おそらく木村さんは、その部署で一番偉い上司に気に入ってもらえば、自分は楽ができると思っていたのかもしれません。

やがて、媚びていた上司以外の部員からの評価は最悪となり、人間関係も悪化。その結果、早苗さんの部署へ異動、という経緯で今に至るとか。

しかし、今でも木村さんは相変わらず。今の部署の男性にも、上目使いで媚びてばかりです。おそらく、木村さんは目上の男性に媚びて気に入ってもらえさえすれば、女性達にはどんな態度を取ってもいいと思っているのかもしれません。

ただ長年、真面目に業務に向き合ってきた早苗さんからすれば、このままだと木村さんは年を重ねた時に苦労をすると感じたとか。

そこで「長く働きたいなら、男性に甘えてばかりではダメ。正直、お仕事を甘くみているとしか思えない」と叱責。すると、木村さんは突然「ひどい……」と号泣し、同じ部署の上司へ「先輩からいじめられている」と相談にいったようです。

指摘しただけなのに、後輩から「いじめられている」と言われて困惑

この出来事には、流石の早苗さんも頭を抱えたそうです。さらに早苗さんがショックを受けたのは、その上司が「木村さんは、まだ部署に入ってきたばかりだから、きつい言い方をしちゃダメでしょう。もっと優しく伝えてあげないと」と、注意してきたことです。

この時ばかりは「真面目に仕事を続けてきたのに、若い子の肩を持つのか……」と感じ、その日はくやしさのあまり1人涙したそうです。

結局、木村さんへの指導はほどほどにして、様子を見ることにしたそう。

木村さんの仕事への態度は相変わらず悪いものの、早苗さんは「あの状態だと、若さがなくなったらクビを言い渡されるだろう」と感じたそうです。

早苗さんは木村さんの姿を見てより一層、真面目に仕事をしようと心に決めたとのこと。実際のところ、木村さんの評判は日々落ちており、今の上司が異動になったり定年退職したりする頃には会社にいられなくなるのではないか、と噂になっているようです。

男性に媚びて楽をしようとすることは、その人なりの処世術なのかもしれません。しかし、いつまでも続けられるものではありません。長く真面目に仕事を続けたいと少しでも考えているなら、早苗さんのようにコツコツ真面目に仕事をすることが大切なのかもしれませんね。

【編集部より】
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