
「体だけの不倫」のハズだった。「女として終わりたくない」そう執着する彼女の末路は…(後編)
不倫をした私は許されない。でも…
「そうよ、あのときは自分でも本当にどうかしていたと思うわ。でも、私だけが悪いの?あの人は許されるわけ?」
真紀の怒りは続く。不倫は卒業したが、不毛な関係に走った理由を夫に持っていったのはこれが初めてだった。
「私はまだ女なのよ!」
スマートフォン越しに、真紀の痛みは悲鳴のような響きで伝わった。
「……」
不倫はどんな理由をであっても肯定はできない。配偶者以外の人間と肉体関係を持つことは、誰がどう見てもアウトなのだ。だが、当事者である真紀には、そうなる理由が「魔が差した」以外にもある。これは、不倫を受け入れる多くの人に見られる心情だった。
「今は、不倫のことはいいよ」
もう終わったことでしょう、と続けると真紀は黙った。何を言っても責めを負う立場なのは自分だと、よくわかっているのだ。
「これからのことを考えないと」
そう言うと、真紀は
「不倫はね、もう二度とするつもりはないけど。ねえ、私はどうすればいいの?」
と、何度目かのため息をついた。
自分が女であることは、こうやって満たしていく… 次ページ
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