復讐のために子どもに「ママに会いたくない」と言わせる夫。息子には母を傷つける自責の念もあるだろうに
モラハラ夫に「疑心暗鬼フラグ」が立ってしまったら、その加速はもう止められない
ほどなくして元夫は、お酒を飲むたび綾さんに絡むようになった。
「トリガーは、私が元夫の実家を尊重しない、ということ。私は月に1〜2回は元夫の実家に顔を出し、そつなくお付き合いしていたつもりです。でも、元夫は足りないという」
元夫を立てるつもりで、仕事をセーブしたのも悪かった。搾取されていると感じたのか、元夫は、綾さんの稼ぎが減ったことに不満をもらした。
「『稼ぎもないのによく好き勝手できるな』とか『奪われるばかりの結婚生活にはうんざりだ』など、散々いやみを言われました」
綾さんも弱い女性ではないので、言われっぱなしではなく、冷静に立ち向かう。理路整然と諭すと、元夫は余計に荒れた。言い争いが始まると、長男は自室にこもるようになった。
離婚したい。離婚しよう。綾さんも元夫も、離婚の意思は一致した。が、元夫は次男の親権を譲れないという。元夫は、血がつながっている次男のことを可愛がっていた。
「私はどうしても離婚したかったので、わかった、親権を譲るよ、と言いました。共同養育ができるのであれば、親権にそれほどの意味はないと思ってしまったのです」
これはある意味で正しく、ある意味で間違っている。親権がなくても共同養育はできるが、親権がある側が拒否すれば、共同養育はできない。親権の内容に、子どもがどこに住むかについて決める居所指定権が含まれているからだ。
「『ママに会いたくない』というのが、次男の心からの言葉だとは思えません。言わせているのか、誘導しているのか……。思えば、元夫が次男をうちに送ってくるとき、次男は元夫の顔をうかがうようなしぐさをしていました。元夫と次男が二人でいるときにどんなことを吹き込んでいたのか、だいたい想像がつきます」
そういえば離婚前、次男が「これからは二人で生きていく」と口にしたことがある。「二人って誰と誰?」と聞いたら、「パパとぼくだよ」と答えた。そうか、最初から仕組まれていたのか。
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