40代、50代女性のための【ホルモンバランスを整える】簡単!もみもみマッサージ3選
更年期に入ることで、エストロゲンなどの女性ホルモンが減少し、体調や心のバランスが崩れがちです。たとえば、突然暑く感じて発汗したり、イライラや不安感、肌の乾燥や抜け毛が気になったりとさまざまな不調を感じることがあります。
そんなとき、自宅で簡単にできるマッサージが、ホルモンバランスを整え、体調を安定させることに繋がります。今回は、エステサロンでアロマのリンパマッサージを提供してきた美容家の中村菜月が、40代、50代の女性に向けた、ホルモンバランスを整えるマッサージ法をご紹介します。
①足裏マッサージ
足裏には多くの反射区があり、全身の臓器と直結しているといわれています。足裏をマッサージすることで、身体の内側からホルモンバランスを整える効果が期待できるため、お風呂上がりなど、足を温めた後に行ってみましょう。
◆やり方
足の裏全体を優しく圧迫するようにしてマッサージします。特に、足裏の中央にある反射区を重点的に刺激しましょう。
利き手をグーにして第二関節で土踏まずを上から下へと流します。
土踏まず付近を全体的に流すことで、リンパの流れが促され体がポカポカするのを感じられます。また、胃腸の反射区がある箇所なので、お腹がグルグルということもあります。
②腹部マッサージ
消化器官の機能は、全身のホルモンバランスにも影響を与えるため、腹部のマッサージは全身のホルモンバランスを整える効果が期待できます。
また、血行促進とストレス軽減にも役立ちます。
◆やり方
まず、リラックスした状態で横になります。ぬるま湯で濡らしたタオルをお腹に置き、ゆっくりとお腹全体を時計回りにマッサージします。この動作を5分程度続けてください。
骨盤の骨に沿って両手で後ろから前になぞりながらマッサージするとお腹が暖かく感じます。子宮の冷えにも効果的です。
③頭皮マッサージ
女性ホルモンは、脳からの指令で卵巣から分泌されています。
そのため、ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こす原因の一つです。頭皮マッサージは、脳疲労の解消に効果的です。
◆やり方
両手の指の腹を使って、頭皮を優しく圧迫するようにマッサージします。特に、耳の上やこめかみの周辺を重点的に刺激しましょう。
日々の心がけでホルモンバランスは整う!
ホルモンバランスの乱れは、心身の不調を引き起こす原因になりますが、毎日のマッサージで体を労わりリラックスする時間を取ることが大切です。上記のマッサージ法を日常生活に取り入れ、体と対話する気持ちで続けましょう。自分自身を大切にし、穏やかな日々を過ごしてくださいね。
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