まさか…不幸のどん底だった流産手術から4週間、事態は思わぬ展開へ【子宮頸がん日記#18】
40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。子宮頸がんになるまでの経緯や治療法、その時々に思ったことや女性としての生き方などを包み隠さず綴ります。
妊娠9週で稽留流産手術をした私。医師からは2週間後から妊活OKとの指示が出たので、夫婦共々頑張る日々でした(照)が、このあと思わぬ不安が浮上することに。
【連載 子宮頸がん日記#18】前編
流産手術後、生理が来ないことにふと気づき…
インドネシア人医師のお話では、流産手術をした日を生理日と考えて、2週間後に排卵、その2週間後に生理というサイクルに戻るとのこと。
そして現在、4週間経ちましたが生理が来ない。
でも、流産手術という精神的にも肉体的にも負担がかかることをしたので、きっとそのせいだろうと思い、特に気にしていませんでした。
ひょんなことからその理由が判明!
ちょうどその頃、友人を招いてホームパーティーを開催していた生粋の飲んべえである私。甘いものよりしょっぱい物が好きで、甘いお酒も全く飲まないのですが、友人がお土産に持ってきてくれたレモンリキュールが美味しくてぐびぐび飲みまくります。
飲み慣れないお酒を飲んだからか頭が痛いし、ぼーっとするし、なんだか風邪っぽい。
みんなが帰った後に風邪薬を飲もうと薬箱を手にしたら、前回の妊娠の際にまとめ買いしてあった妊娠検査薬がふと目に入りました。
薬を飲むなら念のため検査しておくか……程度の軽い気持ちで検査をしてみたところ、なんとくっきり縦線が!
流産という悲しい出来事の傷も癒えぬ間に、なんともう妊娠していたのです。
えっ手術して早々に妊娠って大丈夫?!喜びと不安が交錯する日々
先生がおっしゃっていた通り、流産手術日=生理日とする周期で計算すると、おそらく現在妊娠5週目。
前回のように心拍を確認できずに何度も落胆するのは嫌だったので、心拍が確認できるとされる6週後半まで待ってから産婦人科へ行くことにしました。
早速妊娠したということを、とても近しい流産経験のある友人に報告したところ、「私の場合、流産後に2~3回生理が来て子宮の状態が完全に戻ってから妊娠したほうがいいって言われたんだけど、インドネシアは違うの?」と。
確かに私も日本の婦人科クリニックサイトでそんな記述を目にしたことがありました。
でも、2週間後には妊活を再開して良いとおっしゃったインドネシアの医師。
うーん。どっちなんだろう……。
とりあえず、妊娠検査薬では妊娠判定が出ているので、専門医にそれも含めて相談しようと、妊娠検査へ向かいます。
▶▶【後編を読む】「絶望の流産から4週間で妊娠。喜びも束の間、私を襲った「どうしようもない不安」の正体とは」
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