ラグジュアリーなホテルに、どうしてあんな迷惑客⁉ G.W.旅行で目撃した驚きの光景とは

2024.05.01 LIFE

高級ホテルに似つかわしくない、客のふるまいの数々

しかし、ガッカリポイントはこれだけに終わりませんでした。夕食と朝食はホテルビュッフェを利用した由香里さん一家。ビュッフェ会場では、数人の子ども達が駆け回っており、奥から「走り回らないで」と大声で注意する母親の姿も。

どこからかコップをパリーンと割る音も聞こえてきたそうです。会場の奥を見ると、どうやら子どもがコップを割ってしまった様子。コップを割った子どもは、ウワーッと大声で泣きだす始末。両親は申し訳なさそうに周囲に頭を下げている様子でした。「お怪我はないですか?」と親子のもとへ駆け寄ったスタッフが、あわてて割れたコップを片付け始めたそうです。

 

ラグジュアリーなホテルだから落ち着いて過ごせると思っていたのに、そうはできそうもないので少しがっかりしてしまったと由香里さんは語ります。由香里さん自身も子どもたちが未就学の頃は、お店を駆け回ったり大声で話すことに頭を悩ませたこともありました。スーパーマーケットで走り回って陳列された商品を落とす子ども達を叱ったり、店員さんに謝罪したり、ときには買い取ることもあったことを思い出しました。

 

 

やんちゃな子どもたちを見て、自分たちの「あの頃」を振り返るきっかけに

当時は子育てに夢中だから気づかなかったものの、もしかしたら自分も周囲の人に迷惑をかけていたのかもしれないと、この時由香里さんは気づかされたそうです。

これからはお店やホ宿泊施設で走り回る子どもを見かけても、温かい目で受け止めようと感じたのだとか。

ただし、子どものことは許せたものの、大人が大きな声で話をしたり、ビュッフェで食べきれないほどの量の料理を取って、大量に残して帰るのは少し許せないと感じたそう。

しかし、このような点が気になるのであればビュッフェ形式のホテルよりも、部屋に料理を届けてくれるような旅館に泊まった方がいいのかもしれません。そもそもビュッフェ形式のホテルは、大勢の人が1つの空間に集まって思い思いに食事を楽しむ空間なのですから。
もしかしたら由香里さんも、施設や時期ごとのメリットデメリットまで考えず、思うようにならないと腹をたてたりして、まだ大人になりきれていないのかもしれませんね。

 

この経験から、必ずしもお得なキャンペーンで泊まることが“お得”とは限らない、と悟ったそうです。宿泊費が安くなることで割引額に釣られて、普段は利用しないタイプの人も増えるでしょう。
通常よりお得に宿泊できる、という点に魅力を感じて利用する場合、ほかの人々も自分と似たようなことを考えるタイプが集まります。キャンペーン期間中の客層はそういうものだと受け止めた上で、旅行を楽しむのが一番なのかもしれませんね。

 

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